ありがとうの声

「9歳になる姪が難病を持ち、毎月輸血が必要です」カイルさん

東京都赤十字血液センターに届いた「ありがとうの声」

私はマレーシア出身で日本在住の外国人です。

母国に、もうすぐ9歳になる姪がいます。彼女は小さい頃から「セラセミア」という難病にかかり、毎月の輸血が必要です。(セラセミアとは、ヘモグロビンを構成するグロビン遺伝子の異常による貧血のこと。)

輸血の量は、小さい頃から比べるとだんだん増えてきています。

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姪は、普段は他の子と同じように過ごしています。

輸血をする日の朝に家を出て、病院で検査を受けて、その後血液が届くまで病院で待機、輸血して、夜中家に戻ります。

輸血が必要な時期になると少し疲れ気味の様子ですが、輸血を受けた翌日はとても元気でイキイキします。

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姪は、頭がよくてとてもやさしい子です。将来、学校の先生になりたいと言っています。

そんな姪のことを支えてくださっている献血者の方々が、私たちにとって天使のような存在です。

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私は年に3〜4回献血をしていますが、毎月献血をすることはできません。

直接姪に輸血することもできません。

しかし、母国で誰かが交代でしてくださっていることを考えると、本当に心に残ります。

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日本でも姪と同じように、献血者のみなさまに支えられている患者さんがたくさんいると思います。

病気の方々を支えて下さる献血者のみなさまに、言葉にできないくらい感謝しています。

ありがとうございます。

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今後、私も日本で輸血が必要な人に少しでも貢献できたらと思います。

(ペンネーム:カイルさん)

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