ガラスパワーキャンペーン【旭硝子(株)】(現社名:AGC株式会社)
特徴
1. 企業による社会貢献活動として、商品名などの企業色を排除したウェブサイトを活用し、防災ガラスの普及キャンペーンを行っている。
2. キャンペーンの中心的な活動は災害時指定避難場所(主に学校体育館)への防災ガラスの寄贈活動
概要
「ガラスパワーキャンペーン」は、旭硝子株式会社(現社名:AGC株式会社)が行うCSR活動で、災害時指定避難場所への防災ガラス寄贈を中心とした防災ガラスの普及・周知、地球温暖化防止に関する活動。同時に小中学校でのガラス出張授業も実施している。この活動は2005年10月に開始され、2017年からは「機能ガラス普及推進協議会」に活動主体を移し、現在も継続されている。
防災ガラスの出張授業風景 | ガラスパワーキャンペーンサイト |
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目的
1. 安全・防災・地球温暖化防止という地球規模での重要な課題解決にガラスが貢献できることを日本国民に知らせる。
2. 防災対策や地球温暖化防止対策のため、ガラス製造企業として、まずは自らができることをして、社会に貢献する。
経緯及び活動状況
1. 旭硝子が全国各地の災害時指定避難場所となる施設に防災ガラスを寄贈している。2013年6月現在で既に全国34カ所の学校体育館や公民館に防災ガラスを寄贈している。
2. 防災ガラスとは、自動車のフロントガラスで使われている合わせガラス。地震や台風などの自然災害が起こった時も、ガラスが飛散脱落しないのでガラスの破片で大ケガをすることを防ぎ、室内を雨風から守ることも出来る。(防犯ガラスも防災ガラス)
3. 防災ガラス寄贈活動と同時に小中学校での出張授業も行っている。防災ガラスの破壊実験や地球温暖化防止に貢献するエコガラスの体感実験は子供たちにとても好評で、全国各地の地元メディアでも紹介されている。
4. 防災ガラスの普及活動として、地域の防災イベントや、国内外の有識者向け防災フォーラム等で防災ガラスの破壊実演を行っている。
5. 上記の活動が評価され、マレーシアのクアラルンプールで2008年12月に開催された第3回アジア防災閣僚会議場で、日本における官と民の共同による防災活動の優良事例として紹介された。同時に国連国際防災戦略事務局(UNISDR)の2008年優良事例としてUNISDRの冊子でも紹介された。2010年にはNPO法人東京いのちのポータルサイトの日本耐震グランプリとして表彰された。2013年にもUNISDR発行の日本の民間企業による防災・減災への貢献に関する事例集の中で取り上げられた。
団体名 | 旭硝子株式会社(現社名:AGC株式会社) | |
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連絡先 | 住所 | 〒100-0005東京都千代田区丸の内1-5-11新丸の内ビルディング |
担当 | AGCガラスカンパニーガラスパワーキャンペーン事務局 | |
電話番号 | 03-3218-7762 | |
URL |
tsh19004