「次々と道路に止まる車の救助に追われ、停電の現場までたどり着けず」

山陰地方の大雪(平成22年12月〜23年1月)

次々と道路に止まる車の救助に追われ、停電の現場までたどり着けず

(松江市 40代 男性 電力会社社員)

雪の対応は毎年恒例だったので、いつもと同じような準備をして現場へ向かいました。しかし、今回は今までと勝手が違い、夕方から晩にかけ、あちこちから停電の連絡が入ってきました。道路は、大晦日で初詣へ向かう車が多いのに加え、雪の装備をしていない車が次々と止まってしまう状況。スコップなどを常備している私たちは、車をどかしたりしていましたが、行けども行けども車が止まっていて・・・。配電線の故障処理よりも、車を救助して回らざるをえませんでした。

夜中になり、ガソリンも無くなってきたのに気づいたので、営業所に帰ることにしました。しかし、単線の道を大きな車がスリップしてふさいでしまい、通り抜けることができませんでした。

ガソリンの残量を示す針が「E」の所まで来ていたので心配でした。幸いガソリンは朝までもちましたが、もっと早めに対処しておけばよかったというのが反省点です。

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