水害に遭うと、すべて廃棄

令和元年東日本台風

水害に遭うと、すべて廃棄

60代 男性 元病院事務長

11日から事業所内で管理職を集めて、台風19号向けに対策会議をやりました。とにかく備えを万全にしようと、停電になることを想定し、あらかじめ発電機にガソリンを入れておこうとか、非常用のランタンや防災セットを2階に上げておこうといった話をしました。

今まで何回か水害に遭っている地域で、直近は十数年前に、膝ぐらいまで水が来たということは知っていました。そのため、水が来ても膝ぐらいかなと思っていて、1階の倉庫に入っていた非常食は、これくらいなら大丈夫だろうと、机の高さの上くらいまで移動しました。

ところが、結局1階は全部が水に浸かってしまい、使い物にならなくなってしまいました。また、車椅子、ステンレスの棚、厨房の棚なども下水と一緒くたになった水に浸かってしまい、洗って使おうかとも思いましたが、においも相当きつくてあきらめました。

医療施設・介護施設ですので、衛生面も考えて全部捨てました。訪問介護に使っていた軽自動車も、機械室や高圧受電設備も、水害に遭うと何から何まで使えなくなってしまうんだなと思いました。

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