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業務継続計画

三菱UFJ銀行では、危機事象発生時においても、基本方針に則り、お客さまや職員の安全確保を最優先としながら、社会機能の維持に不可欠な金融インフラとして、必要なサービスの提供に向けた業務継続計画の整備に努めています。
  • 危機事象:災害、感染症、テロ、システム障害、サイバー攻撃等、銀行業務の継続に影響を及ぼしうる事象
危機事象発生時の基本方針
  1. お客さま、職員と家族の安全確保
  2. お客さまおよび銀行財産の保全
  3. 被害の状況や影響範囲・程度の早期把握
  4. 業務継続・金融機能の維持(上記(1)〜(3)を前提に実施)
危機事象発生時は、店舗やオフィス等の建物損壊や、対応可能な職員数の減少等、業務遂行に必要なリソースが限られることで、対応可能な業務量が減少することが想定されます。
そのような状況下でも、必要な金融サービスの提供を継続するため、業務のレジリエンス(強靭性・復旧力)強化に向けた取り組みをおこなっています。

レジリエンスの強化

当行では、未然に事故や障害を防ぐための対策や、地震など特定のリスク事象発生を想定した対応計画のアップデートを継続的に実施しています。
他方、自然災害をはじめ、システム障害、テロやサイバー攻撃、感染症等、様々なリスクが金融機関を取り巻く昨今の環境下では、すべてに備えることは現実的には困難と考えられます。
そのため、あらゆる対策を尽くしてもなお、業務中断が生じることを前提に考えたうえで、金融インフラとしての機能の早期復旧・影響の軽減を図れるように、レジリエンスの強化に努めています。
〜レジリエンス強化のための基本的な枠組み〜
レジリエンス強化のための基本的な枠組み
社会機能維持の観点で重要な業務の例
  • 現金供給(預金等の払い戻し)
  • 資金の決済(振り込み、送金(外国送金等を含む)、口座振替、手形・小切手の取立)
  • 税公金の取扱い
  • 資金の融通(円貨・外貨)
  • 証券の決済(有価証券の振替決済)
  • 金融事業者間取引(資金繰り(円貨・外貨))
耐性度のイメージ
耐性度のイメージ

具体的な取り組み

業務継続に必要なリソースごとに実施している、業務中断の未然防止策やレジリエンス強化に繋がる態勢整備の取り組み例をご紹介します。
建物被災への対応

建物被災への対応

店舗・本部ビル・システムセンター等の耐震強度を調査し、基準を満たすよう整備しています。大規模災害発生時には近隣の職員が店舗の被災状況を実地で確認し、安全な開店ができる店舗を特定する態勢を整えています。重要業務を担う本部やシステムセンターについては、東西の拠点間など遠隔地でのバックアップ体制を構築し、広域災害発生時でも業務やシステムを維持・早期復旧できるよう努めています。

職員不足への対応

職員不足への対応

営業店では、同一エリア内の他拠点等による応援体制を構築しています。また状況により、安全が確認できた店舗近隣の職員を開店要員として派遣する態勢も整備しています。重要業務を担う本部では、被災や感染症等により、業務可能な職員数が減少することを想定したコンティンジェンシープランを策定しています。

システム障害への対応

システム障害への対応

各システムの重要度に応じ、サーバやネットワーク環境の冗長化・バックアップデータの確保、不具合発生時の早期復旧に向けた目標時間の設定と復旧計画の策定により、安定稼働できるよう努めています。他方、如何なる対策を講じても、想定外の障害発生・長期化等により業務継続・サービス提供に影響を及ぼしてしまう可能性を念頭に置き、障害等発生時には早期に原因や影響把握、代替手段によるリカバリ対応(コンティンジェンシープランの発動)、およびHPやアプリケーション等を通じた適切な情報発信等ができる態勢の強化に努めています。

外部委託先機能停止への対応

外部委託先機能停止への対応

契約時に外部委託先の業務継続態勢を確認するとともに、外部委託先ごとに危機事象発生時の連携体制を確保しています。また、外部委託先が被災等により機能停止した場合に備え、銀行内や他社等における代替も含めたコンティンジェンシープランの策定を進めています。

電力・通信途絶への対応

電力・通信途絶への対応

電力供給の途絶に備え、必要な店舗・オフィスには非常用発電機を配備しています。また通信障害等を想定し、銀行内の専用回線は冗長化構成としています。加えて、リモートワーク時に自宅等で電力・通信が途絶した場合においても、近隣のオフィス等に参集し、銀行の専用回線環境等を利用して業務継続ができるよう、柔軟な参集態勢も整備しています。

上記の態勢を整備するのみに留まらず、対象者や想定事象などに応じて様々な訓練や研修を行い、対応力の向上を図っています。
引き続きお客さまに安心してサービスをご利用いただけるよう、業務継続計画のアップデートと実効性の向上に日々努めてまいります。

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