観測普及研究員はそれぞれ専門分野の研究を行っています。国立天文台や大学等と連携した観測と研究も行っています。発表された成果は年次報告をご覧下さい。論文の一部はADSなどで検索することによりオンラインで閲覧できます。
150cm望遠鏡による研究活動 : (1) 論文・集録・速報、(2) 学会発表、(3) 研究会等。
[画像:NGC253銀河の可視光で撮影した写真] [画像:NGC253銀河の赤外線で撮影した写真] [画像:M1星雲を赤外線で撮影した写真] [画像:M1星雲を狭帯域フィルターを使って撮影した写真]望遠鏡や付随する様々な観測装置の性能が発揮できるよう調整などを行うことも大切な仕事です。
[画像:150cm反射望遠鏡の写真] [画像:赤外線カメラの写真] [画像:高分散分光器の写真] [画像:65cm反射望遠鏡の写真]第一線のオリジナルな研究発表を主体とする『談話会』を開いてます。平成20年度までは隔週火曜日夕方に開催していましたが、現在は不定期の開催となっています。談話会はどなたでも参加することができ、その際に予約は不要です。
ぐんま天文台では、活動の基本方針のひとつに国際協力が掲げられている。一般的な国際共同観測や研究者間の交流などに加え、特にアジア地域での天文学の研究と教育の発展に力を入れてきた。高価な装置・機器類を贈与するのではなく、各国における天文学の発展を担う人材の教育に重点を置いて活動した。その中で最も重要で、かつ効果的な事業は、各国で天文学の研究や教育を実践している、あるいはこれから行うことになる人材をぐんま天文台に招聘し、最新の機器を用いた研究や研修を行い、自国に戻った後にその経験を活かせるように支援する活動である。これまでに、中華人民共和国、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、モンゴルなどからの研究者や学生を受け入れ、平成22年度末までに、合計12人、のべ1174人日の長期滞在を受け入れた。
このような国際的な活動は国際学会などで世界的に報告されており、研究活動に留まらず教育・普及活動に関連する部分についても、天文学者や天文教育関係者の間で広く周知され、高い評価を得ている。
しかし、県により平成20年度に事業の見直しが行われ、予算と人員が大幅に削減された結果、残念ながら平成22年度以降、国際協力活動は事実上停止している。
詳細については年次報告をご覧ください。