安全配慮義務の観点から,危機管理担当者が求められる姿勢として正しいものはどれでしょうか?
【正解】
1出張・赴任先に関する治安データを常に最新のものにし,必要時に安全対策に関する予防策として適宜提供できる体制を整え,実践する。
【解説】
労働契約法で規定される安全配慮義務では「何を,どこまで,どのように」配慮すべきかにまで言及はありません。危機管理担当者は個々の企業活動の実態に沿う実効性ある方策を考え,治安情勢の現状を理解し,「備え」と「対処」の具体策を考え,これらを出張者や赴任者に提供するなど,安全確保への配慮が求められます。