[フレーム]

このサイトではJavaScript機能をONにしてご利用ください。

  1. トップ
  2. 技術・ソリューション
  3. 橋梁・構造物
  4. 大深度立坑技術

大深度立坑技術

リスト表示で見る

技術概要

近年、シールドトンネルの大深度化に伴い、立坑・開削トンネルも大深度化が進み、高水圧への対応に加え、狭隘なヤード・空頭制限下など厳しい条件下での施工が増加しています。大深度の施工法は、大きく分けて、地中連続壁を用いる開削工法と、地上で構築した本体構造物を沈設するケーソン工法の2種類があります。
当社は、大深度や路下において、低空頭型の連壁掘削機を用いたRC・鋼製連壁の施工、国内最深となるニューマチックケーソンなど多くの実績を有しています。さらに、ケーソン沈設時の姿勢や施工情報を一元管理・可視化するスマートケーソンシステムを開発し、高精度の沈設、施工管理の省力化を図っています。

[画像:主な大深度立坑・開削トンネルの施工法]

主な大深度立坑・開削トンネルの施工法

適用例

【地中連続壁】

①首都高速中央環状新宿線 要町換気所〜RC連壁と路下鋼製連壁による大深度・大規模換気所の構築〜

&emsp×ばつ深度50m

工事の特徴

  • 大深度のRC連壁(壁厚1.0m、壁長70m)

  • 路下鋼製連壁の本体利用(壁厚1.5m、壁長24m、施工基面GL-35m)

  • 大深度掘削に垂直ベルトコンベアの使用、床版逆巻きによる工程短縮

  • 発進基地(発進立坑)の位置選定の自由度が向上します。

[画像:構造概要図]

構造概要図

[画像:RC連壁 施工状況]

RC連壁 施工状況

[画像:路下鋼製連壁 施工状況]

路下鋼製連壁 施工状況

②相鉄・東急直通線、新綱島駅〜軟弱地盤・河川近傍下で、最大深度58mのソイルセメント鋼製連壁の施工〜

&emsp×ばつ深度34.5〜38.9m

工事の特徴

  • CSM工法による大深度ソイルセメント鋼製連壁の本体利用(壁厚1.2m、芯材GH-900、壁長47〜58m)

  • 高被圧水下での路下鋼製連壁の施工(壁厚1.2m、芯材GH-900、壁長18m、施工基面:GL-23m)

  • 軟弱地盤での土留め変形抑制対策として、切梁プレロード、先行地中梁の採用

[画像:構造概要図]

構造概要図

[画像:CMS掘削・造成状況]

CMS掘削・造成状況

[画像:芯材建込状況]

芯材建込状況

[画像:芯材建込完了]

芯材建込完了

【ケーソン】

首都高速中央環状品川線 中目黒換気所下部工事〜国内最深の大型ニューマチックケーソン〜

×ばつ深度71.1m

工事の特徴

  • 70m超の大深度、且つ硬質地盤(固結シルト主体)での掘削・沈設

  • 山手通りと目黒川に挟まれた狭隘な敷地

  • 高層マンションに隣接し、河川護岸など大型構造物に近接

[画像:構造概要図]

構造概要図

[画像:施工状況]

施工状況

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /