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ICTを活用した盛土の締固め管理技術

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技術概要

振動ローラに加速度計やGPSを設置することにより、盛土の密度や飽和度などの品質情報をリアルタイムかつ面的にモニタリングする技術です。

  • リアルタイムかつ面的に盛土の品質(密度、飽和度)を把握する技術。施工ロスの削減と盛土の高品質化を実現します。

  • 盛土の施工に使われる振動ローラに加速度計とGNSS受信アンテナを設置し、施工位置の密度と飽和度を加速度データより瞬時に求めます。

  • 振動ローラの操縦席にモニタを設置することで、オペレータが施工中の土の品質を確認できるため、確実な転圧を効率的に行うことができます。

[画像:GNSS受信アンテナ 加速度計(前輪に設置) 振動ローラ 車載モニタ(操縦席) リアルタイムかつ面的な品質管理]

特長

  • 従来、盛土の品質は施工後に点的管理がなされていましたが、リアルタイムかつ面的な管理を行うことで品質不良箇所の見落とし、過転圧など再施工の発生を防止します。

  • 盛土の高品質化が期待される飽和度管理にも対応します。

  • 情報化施工で行われる転圧回数管理システムに加速度計(CCVセンサ)を設置するだけで運用可能です。

[画像:点的な品質試験の状況 面的な転圧回数管理 リアルタイムかつ面的な品質管理を実現⇒従来より高品質な盛土の構築が可能!!]

施工実績

道路や処分場の造成工事に本技術を適用し、いずれも従来の施工法に比べて盛土の品質が向上し、施工の効率化を図ることができました。

  • 国道283号線釜石西地区道路改良工事 (2016年〜2018年)

  • 新環境工場等敷地造成工事(1工区) (2018年〜2020年)

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