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低炭素型コンクリート

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技術概要

低炭素型コンクリートは、構造物に使用するコンクリートの品質を確保しつつ、コンクリート材料に由来する二酸化炭素の排出量を削減した環境に優しいコンクリートです。

特長

低炭素型コンクリートでは、使用する材料の一部を産業副産物に置き換えることで二酸化炭素排出量を削減します。セメントに置き換える高炉スラグ微粉末やフライアッシュといった産業副産物は、いずれも製造時の二酸化炭素排出量がセメントの1/20以下であり、置換率を大きくするほど、二酸化炭素排出量をより削減することができます。
安藤ハザマは、設計・製造上の諸条件、要求性能などに応じて適用可能な低炭素型コンクリートのメニューを保有しています。

NC

普通ポルトランドセメント

BF

高炉スラグ微粉末

FA

フライアッシュ

BB

高炉セメントB種
(BBは NC:BF ≒ 55:45)

安藤ハザマが保有する低炭素型コンクリート技術

LHC®(ローカーボンハイパフォーマンスコンクリート)

普通セメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュを6:2:2の割合で用いた三成分系のコンクリートで、二酸化炭素排出量を40〜50%削減します。フライアッシュを使用することで、高炉セメントB種と比べて温度ひび割れ抑制等の性能が優れることが特長です。日本サステイナビリティ研究所堺孝司代表(元香川大学)、住友大阪セメント株式会社と共同で開発したものです。

LHC®の適用事例

BBFA®高強度コンクリート

高炉セメントB種とフライアッシュを8:2の割合で使用したコンクリートで、適用範囲を単位セメント量の多い高強度とすることで40%以上の二酸化炭素排出量削減と建築上部躯体にも適用できる耐久性を確保したコンクリートです。首都圏2工場、仙台地区2工場で大臣認定を取得しています。

[画像:オフィス、ホテル複合施設のCFT充填コンクリートへの適用事例]

オフィス、ホテル複合施設のCFT充填コンクリートへの適用事例

CELBIC(環境配慮BFコンクリート)

普通セメントの10〜70%を高炉スラグ微粉末に置き換えたコンクリートで、普通コンクリートと同様に扱える高炉セメントA種相当のものから、適用箇所が限定されるものの60%以上の二酸化炭素排出量を削減できるC種相当のものまで、要求性能に応じて広く適用することが可能です。(一財)日本建築総合試験所より建設材料技術性能証明を取得しています。

CELBICはゼネコン13社(長谷工コーポレーション、青木あすなろ建設、淺沼組、安藤ハザマ、奥村組、熊谷組、鴻池組、五洋建設、錢高組、鉄建建設、東急建設、東洋建設、矢作建設工業)で構成するCELBIC研究会で研究・開発を行いました。

施工実績

(仮称)鷺沼独身寮計画

発注者:個人

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