Pca部材同士のスライド式継手

プレキャストコンクリート部材の接合において、接合部に現場打ちコンクリートを用いることなくスライド式に結合することで、工期短縮・省力化・安全性に優れています。

プレキャストコンクリートに用いられている従来の継ぎ手は、部材間を現場打ちコンクリートで充填するため、従来の足場・型枠等が必要となり、その養生期間も見込む必要があります。また、部材間の鉄筋接合が煩雑で、作業に多くの労力を必要とします。

供試体の概要図(CS-13の事例)

土木研究センターから要素技術となる鉄筋機械式接手性能評価(CS-13【SD345D13】、CM-16【SD345D16】)の承認を受けています。