社会資本整備を伴うPFI事業形成のための課題の明確化とその解決策の提言:
わが国において社会資本(土木施設)整備を必要とするPFI事業を形成し実現していくための課題を明確にし,その分析・検討を通して解決策を提言する.
- PFIの社会的必要性に対する認識の高まりにもかかわらず,社会資本(土木施設)整備を伴う案件は未だほとんど事業化されていない.
- 財政支出価値(VFM)の向上という観点からすると社会資本整備が必要な公共サービス提供案件への導入がきわめて重要である.
- わが国のこれからの公共サービス提供において重要な役割が期待されるPFI事業促進の為に,土木学会としてPFI研究を通して社会に貢献する責務がある.
- また,公共サービス提供の効率化を図るために,積極的にPFI事業形成に関する調査研究に取り組むまさにその時期に来ているといえる.さらに,その活動を社会に広報していくことも重要である.
- これまでの研究小委員会で蓄積した研究成果および関連団体等による成果をレビューし、改めて、現状における課題を整理する。
- いくつかの比較的事業化の可能性が高い具体的なインフラ事業を選定し、具体的な課題を抽出する。
- 技術的課題に関してプロジェクト実施が可能にするようなマニュアル等の整備を行う。
- 制度的課題を再整理し、プロジェクト実施に必要な制度設計を提案する。
- 具体的な事業に関して、要求水準書を作成し、事業を実現可能にするための個別課題とその解決策を提案する。
- その他
- わが国におけるインフラがらみのPFI事業における,事業実現に必要な,技術的・制度的課題を明確にする.
- 上記課題のうち,制度的な課題に対してはその改善案を検討し提言する.
- 学術的・技術的課題に関しては,建設マネジメント分野に限らず,広く土木計画学や他の関連学会の分野に関しても,今後取り組むべき具体的な研究テーマとして提示する.
- 2001年7月 〜 2002年6月(第3種研究小委員会として)
- 2002年7月 〜 2004年3月(第1種研究小委員会として)
- 2004年4月 〜 2006年3月(第1種研究小委員会として)
- 2006年4月 〜 2008年3月(第1種研究小委員会「インフラPFI研究小委員会」として継続)
- 2008年4月 〜 2010年3月(第1種研究小委員会として)
- 2010年3月 〜 2012年3月(第1種研究小委員会として)
- 2012年4月 〜 2014年3月(第1種研究小委員会として)
- 2014年4月 〜 2016年3月(第1種研究小委員会として「インフラPFI・PPP研究小委員会」として継続中)
稲垣博信
(野村総合研究所)
植田和男
(日本PFI・PPP協会)
大島邦彦
(熊谷組:副委員長)
大西正光
(京都大学)
金子雄一郎
(日本大学)
北詰恵一
(関西大学:幹事)
小石川隆太
(日本大学:幹事)
後藤忠博
(オリエンタルコンサルタンツ)
小林修
(戸田建設)
佐藤有希也
(長大:幹事)
佐藤良一
(鹿島建設)
鈴木泉
(ガイアートT・K)
高木智
(大日コンサルタント)
茶木肇
(戸田建設)
坪井薫正
(日本工営)
内藤誠司
(パシフィックコンサルタンツ:幹事長)
中川知子
(ガイアートT・K)
中川裕明
(NEXCO東日本)
中川洋介
(八千代エンジニヤリング)
長岡宏樹
(三菱総合研究所)
中野秀俊
(オリエンタルコンサルタンツ)
永吉洋之
(日本工営)
野田一弘
(八千代エンジニヤリング)
長谷川専
(三菱総合研究所:幹事)
濱田達也
(NEXCO中日本)
町田裕彦
(国土交通省)
松月さやか
(パシフィックコンサルタンツ)
宮本和明
(東京都市大学:委員長)
村松和也
(パシフィックコンサルタンツ:幹事)
森隆信
(オリエンタルコンサルタンツ)
渡会英明
(建設技術研究所:副委員長)
内藤誠司 (幹事長)
勤務先:パシフィックコンサルタンツ株式会社
同住所:〒206-8550 東京都多摩市関戸1-7-5
TEL:042-372-6561 FAX:042-357-0900
E-mail:seiji.naitou@ss.pacific.co.jp