台風第8号の接近及び梅雨前線の影響に伴う大雨や強風への対応についての内閣府特命担当大臣(防災)から国民への呼びかけ
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- 先手の対策が必要なため、先ほど、内閣府設置法第4条に基づいて、関係省庁災害警戒会議を開催しました。現在、梅雨前線の影響に伴い、九州地方で大雨となっていますし、今後、台風第8号の接近に伴い、更に全国的に大雨や暴風のおそれがあります。過去には、同様の台風としては平成19年の台風第4号があり、死者・行方不明者7名の被害が発生しています。
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- 雨がいつどこでどれ位降るか、土砂災害がいつどこで起こるかを、正確に予測することは、困難ですが、台風は、猛烈な勢力を維持しながら沖縄に接近することが予想されているため、早めの避難を積極的に行う必要があります。
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- 地方自治体の首長の皆様には、空振りを恐れずに、避難勧告等を早めに出していただきたい。
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- また、避難勧告が出なくても、国民の皆様には、警報や土砂災害警戒情報の発表を踏まえ、避難をした方がいいのではないかと自分で判断すれば、躊躇せずに避難をして下さい。
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- また、災害対応には自助、共助、公助が大切ですので、事前の水防活動等もしっかり行っていただくようお願いします。
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- 台風第8号による被害が発生せず、今日、この国民の皆様への呼びかけが空振りに終われば、幸いだと思って下さい。
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- 防災担当大臣としては、一人も犠牲者を出したくないと、心から願っています。
ですから、国民の皆様も、空振りを恐れず、積極的に自らの身を守る行動をとっていただくよう、重ねてお願いします。