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研究発表
2006年9月19日更新(過去に向かって更新中)
2006年
"Radiative and rare decays"
at BaBar-Lattice QCD Workshop , SLAC, Sep 16, 2006.
SLACのBファクトリー実験であるBaBarの実験家とのワークショップ。B中間子の稀崩壊の形状因子を格子QCDで計算する可能性について。10年ほど進歩がないので、なぜそうなのかを解説。
"Dynamical overlap fermion at
fixed topology," , JLQCD collaboration (S. Aoki, H. Fukaya, SH, K. Kanaya, T. Kaneko, H. Matsufuru, M. Okamoto, T. Onogi, N. Yamada)
at
The 24th
International Symposium on Lattice Field Theory (Lattice 2006) , Tucson, Arizona, July 23-28, 2006.
2006年3月から新スパコンで始めたプロジェクトの初めての発表。
Kaneko, Fukaya, Yamada, Matsufuru, SH がそれぞれのテーマで話した。詳しいコメントは改めて。
"Chiral condensate from lattice QCD with Ginsparg-Wilson fermions --- a mini review,"
at KEK theory Journal club,
May 22, 2006.
KEK 理論グループのジャーナルクラブで、カイラル凝縮の格子計算に関する簡単なレビューをした。
「次世代の素粒子物理とシミュレーション」
at 第二回「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」シンポジウム・計算科学の戦略と次世代スーパーコンピュータ , つくば国際会議場(エポカルつくば), 2006年4月4-5日。
筑波大学計算科学研究センター主催のシンポジウム。計算科学の分野で素粒子物理はどうも旗色が悪い。世の中どちらを向いてもナノとかバイオとか産業利用できそうなことばかりで、そういうのはそれでおもしろいとは思うんだけど、流行っているところに金をつぎ込めばそれだけ進歩するとも限るまいに。このシンポジウムは、素粒子・宇宙が母体のセンター主催だけにそのセッションがあった。素粒子におけるスパコン利用について紹介したんだけど、やはりおもしろさは伝わってないんだろうなあ。実力不足。
「scqcdグループ: 格子ゲージ理論の大規模シミュレーションとその素粒子現象論への応用」
at KEK大型シミュレーション研究ワークショップ「超高速計算機が切り開く計算物理学の展望」 , 2006年2月
高エネルギー加速器研究機構(KEK)の公募研究プログラム「大型シミュレーション研究」 の成果報告をかねた研究会。今回はスパコンの更新時期にあたるということで、更新前の機種(日立SR8000)での6年間の成果報告。最も多くの時間を使っているグループの発表なので責任は重い。
"Status and Plans at KEK,"
at QCD BlueGene/L Software Workshop ,
Center for Computational Sciences, Boston University,
Jan 27-28, 2006.
BlueGene/L で QCD を動かしている人たちのワークショップ。
KEK 新スパコンの紹介と、グループの研究計画について。
2005年
"Algorithm discussion session,"
at Chiral Perturbation Theory Confronts Lattice QCD ,
Valencia, Nov 29-30, 2005.
カイラル有効理論と格子QCD計算の関係について議論するワークショップ。
格子QCD計算でもカイラル摂動論が使える程度に軽いクォークのシミュレーションがようやく実現しつつある。
両方の専門家が集まって議論した。
格子QCD計算のアルゴリズムのディスカッションセッションの座長だったので、アルゴリズムのスケーリングについて簡単なまとめを用意した。
「漸近自由性と湯川相互作用 ---格子シミュレーションがつなぐミクロとマクロ」
at 京大基研研究会「ミクロからマクロへ、マクロからミクロへ --- 秩序形成、精密計算への理論的アプローチ」 ,
2005年11月16-18日.
基研で企画された異分野交流型研究会。研究会のタイトルにつられてそれらしい題をつけてみたものの、準備しているうちにやはり「マルチスケール問題」をシミュレーションで扱うのは大変だというのを再認識した。
"KEK new machine,"
at The 3rd International Lattice Field Theory Network Workshop (ILFTN) ,
"Future Opportunities: Ab Initio Calculations at the Physical Quark Masses",
Jefferson Lab, Newport News, Oct 3-6, 2005.
ILFTN3で、2005年9月に決まったばかりの KEK 新スパコンを紹介。
"Pion form factors in two-flavor QCD," for the JLQCD collaboration
at The XXIII International Symposium on Lattice Field Theory (Lattice 2005) , Trinity College, Dublin, Jul 25-30, 2005.
パイ中間子の形状因子の計算。カイラル摂動論を援用した解析を試みる。解析性を通じてベクトル中間子の質量と関係がつくので、そこでカイラル摂動論とどう折り合いをつけるべきか困る。結局、重いクォークのシミュレーションでは決着をつけるのは難しそう。
「Super-KEKBの物理における理論的不定性」
at KEK素粒子原子核研究所・研究計画委員会 , 第4回会合: 2005年4月6日。
上記(トピック)の研究計画委員会の会合で、Bの物理における理論的不定性に関するまとめの報告をした。B中間子の崩壊には必ず非摂動的QCDがかかわり、正確な計算は困難だが、対称性を使える場合などクリーンな予言ができることもある。それ以外では手に負えないことが多い。その辺の事情をまとめて説明してみた。
"Pion and kaon form factors from unquenched lattice QCD," for the JLQCD collaboration
at The 2nd International Lattice Field Theory Network Workshop (ILFTN) , "From Actions to Experiment," National e-Science Centre, Edinburgh, Mar 7-10, 2005.
(上記の pdf ファイルは表示に時間がかかるようです。ppt のすてきなテンプレートがあったので使ってみたけど、pdf にすると大変なことになるみたい。印刷しようなどと思わないほうがいいようです。3日かかったという説も。)
ILFTN2 はエジンバラで。JLQCDグループでやっているパイおよびK中間子崩壊の形状因子の計算に関する報告。質量が近いKからパイへの崩壊では形状因子は1に近くなるが、1からどれだけずれるかをどれだけ精度良く計算できるかが問題になる。実は、B中間子からD中間子への崩壊のときに使った計算手法の焼き直しなので、アイデアは新しくはない。でも私としては気に入っている研究。計算自体は他のグループに論文で先を越されたので解析手法などでどれだけ新しいことができるかが問題。今も検討中。
2004年
橋本省二 shoji.hashimoto@kek.jp