国枝慎吾氏に対する国民栄誉賞の授与について
2023年3月20日
令和5年3月17日、岸田総理は、総理大臣官邸で国枝慎吾氏に対する国民栄誉賞の表彰式を行い、表彰状、盾及び記念品を授与しました。
国枝慎吾氏は、日々の努力と厳しい修練の積み重ねにより、長く車いすテニス界の第一人者として活躍され、テニス大会最高峰の四大大会で史上最多の通算50勝、東京パラリンピックでの金メダルを含めた生涯ゴールデンスラムの達成など、前人未到の快挙を成し遂げられ、パラスポーツの社会的認知度の拡大、スポーツの発展に極めて顕著な貢献をし、広く国民に夢と感動を、社会に明るい希望や勇気を与えました。
国枝慎吾氏のこのような業績を讃(たた)え、表彰することとなりました。
国枝慎吾氏の受賞の様子
(出典:首相官邸ホームページ(令和5年3月17日 国民栄誉賞表彰式(首相官邸)別ウィンドウで開きます))
国民栄誉賞は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者について、その栄誉を讃えることを目的として、昭和52年8月に創設されました。
第1号の受賞者は、元プロ野球選手の王貞治氏で、昭和52年9月に当時の福田総理から授与されました。今回の国枝慎吾氏の受賞は、28件目となります。
これまでの受賞者を振り返ると、歌手の美空ひばり氏や映画監督の黒澤明氏、FIFA女子ワールドカップドイツ2011日本女子代表チーム(なでしこジャパン)、最近ではフィギュアスケート選手の羽生結弦氏など、文化・芸術関係や芸能関係、スポーツ関係などの幅広い分野で活躍する方々が受賞しています。
王貞治氏の受賞の様子
(提供:内閣官房内閣広報室)
羽生結弦氏の受賞の様子
(出典:首相官邸ホームページ(平成30年7月2日 国民栄誉賞表彰式(首相官邸)別ウィンドウで開きます))