九州・山口のジオパークが連携して実施している教育交流事業「マナビ旅」が8月2日(金)から4日(日)まで開催されました。県内外6つのジオパークの子供たち総勢31名が鹿児島市や三島村硫黄島でさまざまなアクティビティーを体験しました!
各ジオパークでは様々な教育事業が実施されていると思いますが、
九州・山口のジオパークが連携して行う、ここまで大きな事業ないのかなと思います。
Mine秋吉台ジオ、島原半島ジオ、阿蘇ジオ、姫島ジオ、霧島ジオ、三島村ジオからの参加がございました!
【8月2日(金)】
8月2日(金)は鹿児島市の桜島・錦江湾ジオパークで活動をしました。姶良市の重富海岸にある「なぎさミュージアム」で干潟について勉強しました!
鹿児島市吉野にある鹿児島市少年自然の家に宿泊し、天体観測なども行いました。
【8月3日(土)、4日(日)】
フェリーで三島村硫黄島に移動し、4つのグループに分かれ、線香花火づくりやカヤック、ジオサイト巡検や釣り体験などを楽しみました。この日は天気も良く、どのグループの子供たちからも「楽しかった!」という感想がありました。
活動が終わった後は、カレーを作り、みんなで夕食を食べました。キャンプでは定番のカレー作りですが、子供たちにとっては、アクティビティー並みの楽しい思い出になったようです。
振り返り学習を行った後、硫黄島線香花火にみんなで火を灯して、参加者全員で遊びました。線香花火は地味なイメージですが、硫黄島の線香花火の火花の大きさ、花火の持久力に、子供たちは興奮していた様子でした。
8月4日は硫黄島開発総合センター2階のジオパーク資料館を見学と長浜湾観察を行いました。資料館を管理している硫黄島地域おこし協力隊の棚次氏にジオパークについて説明していただき、その後、長浜湾に向かい、赤い砂浜で砂浜観察を実施しました。漂着物や軽石等について、大岩根氏より説明を受けました。そしてカルデラハウスで離島式をした後、最後にカルデラ壁をバックに記念撮影し、事業終了となりました。
団体を主導することになれておらず、あたふたしましたが、子供たちが硫黄島を楽しんでくれてたようで、それだけで本当に実施してよかったなと思えました。しっかりと三島村のジオを体感していただけたはずです!子供たちにしっかり体験してもらえたのも、現地にてサポートしてくださった皆様のおかげだと思います。お忙しい中対応していただき誠にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。いろいろな事業があると思いますので、お力をお貸しください!今後ともよろしくお願いします!