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九州ジオパーク連絡会がえびの市で開催されました!

活動 by 増野雄基 posted on 2019年08月27日

こんにちは。ジオパーク推進員の増野です。

8月20日(火)〜21日(水)まで、

宮崎県えびの市で、九州ジオパーク連絡会が開催されました!

九州ジオパーク連絡会とは、九州のジオパークが集まり、

ジオパーク活動の疑問や悩みなどを共有したりする場です。

九州といいつつも、活動に賛同した山口県のMine秋吉台ジオパークや萩ジオパークも

オブザーバーとして参加しています。

今回は霧島ジオパークの拠点施設「えびのエコミュージアム」で開催され、

講演を聞いたり、協議をしました。

まずはゲストの隠岐ユネスコ世界ジオパークの野邉事務局長が講演を行いました。

隠岐ユネスコ世界ジオパークの体制や野邉さんのジオパークについての考えを、

お話しをしていただきました。

隠岐は2009年にジオパークに認定されており、ジオパーク界では重鎮です。

どのような活動をしているのか、すごく気になっていました。

話しを聞いてみるとジオパークの事務局がジオパークを構成する町・村の上に位置していることや、

教育にしても、ジオパークの素材を使った教育プログラムを作り、学校に「ジオパークをこうやって使えばいいんだよ」といった指針を示しているといったことなど、三島村がこれからしていこう!と思っていたようなことを先進的にされており、すごく参考になりました。

野邉さんの講演の後は、グループワークです。

ジオパークを教育にどう活用するか?や防災にどう活用するか?など

ジオパークでよく言われる課題について、小グループで協議しました!

他のジオパークの活動事例について、こういうときでないと気軽に聞けませんので、

いろいろと聞いてみました!いろいろ聞く中で、やはり隠岐の活動が参考になるなという風に思いました!

三島村では子供たちの授業でスカイプを使った授業を実施しましたが、その無料のインターネット電話の改良版というか、さらにすごいインターネット電話のソフトを某企業さんと開発したようです。そういう大きな企業との連携までしているとは!という衝撃を受けました。今度11月に大分県であるジオパーク全国大会で、お披露目するようです。三島村もそのソフトを使いたい!とオファーをしました笑

こういうつながりを活用して、よりよい活動をしていきたいですね!

ここまでは1日目です。

2日目は、最初にえびのエコミュージアムから見える韓国岳を遠望し、

ガイドさんの解説を聞きました。

その後ミュージアムの中の展示を職員の方に案内していただきました。

地質・地形だけでなく、植物や生き物についての展示が多かったです。

植物や生き物は多色で、見るのが楽しかったです。

案内してくれた職員は昆虫が専門らしいですが、今はキノコに注目しているようです笑

そのあと、議題の協議に移りました。

今回出された議題は教育のことについてです。

ジオパークをどう活用しているのか?ということと一つ前の記事でも書きましたが、

マナビ旅の次回開催について、2つの議題について話し合いました。

三島村からは「ジオ学」、「鹿児島大学との連携授業」、「スカイプを使った遠隔授業」について事例を発表しました。マナビ旅の開催地については、みなさんここでは決められないということで、また後日となりました。

次回は1月に鹿児島市での開催となります。防災訓練と組み合わせたものになるようです!

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