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マグニチュード8を超える巨大地震の震源域のほとんどは海底下に広がっています。その巨大地震の準備過程から発生時、発生後の変動過程、さらには地震等に伴う津波の発生・伝搬・遡上過程を、海域観測データを最大限に活用して、リアルタイム・連続・広域にモニタリング・推移予測するシステムを開発・実装することが、このセンターのミッションです。
そのために、観測システム開発研究グループ・地震津波モニタリング研究グループ・地震予測研究グループが一体となって、海底観測の機器開発からデータ取得、モニタリング・推移予測のためのデータ解析手法の開発までを、国内外の研究グループと協力しつつ進めます。
また、データ解析の鍵となる3次元地下構造モデルを地震発生帯研究センターと共同して構築・高度化するとともに、付加価値情報創生部門や大学・国の研究機関と協力して、地震津波シナリオ・都市デジタルモデル・統合地震シミュレーション(IES)を組み合わせた災害・被害予測を通して、国や企業の減災対策に貢献することを目指します。
さらに、海域火山活動のモニタリングのための観測技術開発を火山・地球内部研究センターや研究プラットフォーム運用開発部門と協力して進めます。
地震津波予測研究開発センター
センター長 堀 高峰