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海洋地球研究船「みらい」MR15-03北極海航海チーム

寒空にうっすらと輝く光(2015年9月19日)

現在地:北部北太平洋洋上(北緯72度18分、西経155度57分)
チームメンバー:亀山宗彦

寒空にうっすらと輝く光
同乗している私の研究室の修士学生は航海前にオーロラの本を買うほどに楽しみにしていたのに担当は「昼ワッチ」。かわいそうだと思っていたのですが、彼女がたまたま夜の時間に手伝いに来た日に素晴らしいオーロラが。彼女はラッキーガールのようです。

北極海に入り本格的な観測が始まって半月が過ぎようとしています。1か月半の航海も残り2週間ちょっとになってしまいました。始まってしまうと毎日バタバタとしており、日が過ぎるのも早いものです。

さて、観測では研究者・技術員・船員が協力し合い一連の作業が進んでいくわけですが、24時間ずっと働いていると大変なことになってしまいます。そのため、観測船ではそれぞれの人が「ワッチ」と呼ばれる決められた時間に当番制で共通の作業を行うことがよくあります。本船「みらい」では技術員の方と研究者は12時間のワッチを組んでいて、3-15時の「昼ワッチ」と15-3時の「夜ワッチ」に分かれています。私はこのうち夜ワッチを担当しています。12時の昼食前に起きて、昼食を食べてワッチの時間に入り、採水のタイミングが来たら採水をして、合間に夜ご飯を食べて、分析等の後処理がある場合はそれをして・・・という流れで夜遅く3時ごろに一日の仕事が終わり、一日が終わる頃にはクタクタです。

が、北極海での海洋観測中の夜ワッチの特権があるとすれば、そう、オーロラです。一昨晩・昨晩と比較的天気が良く、日が変わる時間帯に空いっぱいのオーロラをみることができました。オーロラは不思議なもので、目で直接みるより写真に撮った方が色づいて見えます。私の小さなデジカメでも少し写りましたよ。技術員の方が大砲のようなレンズがついているカメラをお持ちで素晴らしい写真を撮っていたので、下船前に頂けるようにお願いするのを忘れないようにしなければ!

気象情報

天気 曇り
日の出 4時ごろ
日の入 19時ごろ
最高気温 -1.5℃
最低気温 -4℃
最大風速 10m/s
北極環境研究コンソーシアム北極環境研究コンソーシアム
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