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2012年 2月 20日
独立行政法人海洋研究開発機構
海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、文部科学省補助事業「地震・津波観測監視システムの開発」において、高精度な海底地震計や津波計(圧力計)などを組み込んだ地震・津波観測監視システムの開発を行っております。
当機構は、本システムを南海地震の想定震源域である紀伊水道沖に設置するため、電力の供給や観測データを送信する役割を持つ、2カ所の陸上局の構築予定地を下記の通り、決定しましたのでお知らせします。
1.場所:
○しろまる「まぜのおか」(徳島県海部郡海陽町)
○しろまる「室戸市立室戸東中学校」(高知県室戸市)
2.陸上局選定の経緯:
南海地震の想定震源域の観測エリアに係る自治体から推薦のあった場所について、電力・通信等の技術的事項及び設置環境等についての検討を行い、その結果を「地震・津波観測監視システム」推進委員会に報告・了承を得て、陸上局の構築予定地を選定しました。
今後、システム構築に向けた具体的な検討・調整を行ってまいります。
図2 地震・津波観測監視システム敷設原案
今回設置する地震・津波観測監視システムのケーブル(黒太線)、拡張用分岐装置(黒丸)、観測点(黒三角)の設置位置案。但し、設置位置については、今後の詳細調査により変更になる可能性がある。
湾内及び隣接海域内におけるケーブル敷設位置については、地元の関係機関とも相談しながら今後検討を進める。