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2010年 2月 5日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、機構が保有する海洋研究船(「みらい」「なつしま」「かいよう」「よこすか」「かいれい」)及び有人潜水調査船「しんかい6500」等の深海調査システムを活用して得られた研究の成果発表として「Blue Earth’10」を開催いたします。
「Blue Earth’10」は、研究分野の枠を越えた情報交換の場を提供するとともに、一般の方にも分かりやすく研究成果を伝え、海洋地球研究への理解を深めて頂くことを目的としております。
また、これら研究成果発表のほかに東京海洋大学による特別セッションおよび、「鯨類と超高速船の衝突回避に向けて」と題して、加藤秀弘氏(東京海洋大学 海洋科学部 教授)による特別講演も予定しております。
記
Blue Earth’10 プログラム
プログラム[PDF:459KB]
<特別講演についてのご案内>
(講演内容)
超高速船ジェットフォイル(JF)は、本土と離島を短時間で結び、我が国の離島振興にはとりわけ重要な役割を担ってきた。しかし、近年では大型海洋生物、特に鯨類との衝突による船体や乗員への損傷が懸念され、また欧米では鯨類保護の観点より就航に大幅な制限が設けられるようになった。東京海洋大学鯨類学研究室は、JFメーカー及び就航各社との共同研究により、安全航行及び鯨類資源保護双方の観点よりこの問題に取り組んできた。本講演ではこの概要を紹介する。