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プレスリリース


[画像:プレスリリース]

2008年05月27日
独立行政法人海洋研究開発機構

有人潜水調査船「しんかい6500」と支援母船「よこすか」の
大湊港での一般公開等について

海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、青森県むつ市の大湊港大平岸壁において、有人潜水調査船「しんかい6500」とその支援母船である「よこすか」の一般公開を開催します。

また、一般公開の前日には、「しんかい6500」の現役パイロットの話や、「しんかい6500」が行っている深海調査の成果等に関する記念講演も実施します。

【記念講演】

1.日時: 平成20年6月14日(土)13:30〜15:00
2.場所: むつ来(か)さまい館 青森県むつ市田名部町10-1
(JR大湊線 下北駅下車後、車で約10分)
3.テーマ: 『見てみよう!"海の中の小宇宙「しんかい」"の世界』
4.内容: ・「潜水船パイロットの見た世界」(「しんかい6500」パイロット 千田 要介)
・「深海の窓から」(海洋研究開発機構 前執行役 木下 肇)
5.入場料: 無料 (注記)事前の登録不要
6.主催: むつ市
7.共催: 独立行政法人海洋研究開発機構

【船舶一般公開】

1.日時: 平成20年6月15日(日)
9:30〜10:00 オープニングセレモニー
10:00〜16:00 一般公開(受付終了15:30)
2.場所: 青森県むつ市大湊港大平岸壁(克雪ドーム前)
(JR大湊線 下北駅下車後、 車で約5分)
3.公開内容: 有人潜水調査船「しんかい6500」
深海潜水調査船支援母船「よこすか」(別添参照)
4. 入場料: 無料 (注記)事前の登録不要
5.主催: むつ市
6.共催: 独立行政法人海洋研究開発機構
7.注意事項: 1)悪天候などにより中止となることがあります。
2)船内は段差が多く危険なため、ハイヒール、サンダル等での見学、または、酒気を帯びての見学はご遠慮下さい。
3)小学生以下は、保護者が必ず同伴してください。

別添

【有人潜水調査船「しんかい6500」】

主要目
全長 :9.5m
幅 :2.7m
高さ :3.2m
空中重量 :約26トン
最大潜航深度 :6,500m
乗員数 :3名(パイロット2名/研究者1名)
耐圧殻内径 :φ2.0m
通常潜航時間 :8時間
ライフサポート時間 :129時間
ペイロード :200kg(空中重量)
最大速力 :2.5ノット

「しんかい6500」は水深6,500mまで潜ることができる潜水調査船です。現在運航中の有人潜水調査船としては世界で一番深く潜ることができます。1990年に完成し、2007年には通算1000回の潜航を達成しました。「しんかい6500」はこれまで、日本近海に限らず、太平洋、大西洋、インド洋等の海域で海底の地形や地質、深海に生息する生物などの調査を目的とした潜航を行っています。


【深海潜水調査船支援母船「よこすか」】

主要目
全長 :105m
幅 :16m
深さ :7.3m
喫水 :4.7m
国際総トン数 :4,439トン
航海速力 :約16ノット
航続距離 :約9,500マイル
定員 :60名(乗組員27名、「しんかい6500」運航要員18名、研究者等15名)
主推進機関 :ディーゼル機関2,206k×ばつ2基
主推進方式 ×ばつ2軸

支援母船「よこすか」は、最大潜航深度6,500mの能力を持つ世界最高水準の大深度潜水調査船「しんかい6500」の支援母船として深海底の調査を行います。

他にも、「よこすか」は、深海底表層・断層地形や地質構造を解明するための様々な機能を持ち、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。

お問い合わせ先:

(記念講演及び船舶一般公開について)
独立行政法人海洋研究開発機構
海洋地球情報部 広報課長 田代 省三
電話:045-778-5400
むつ研究所 管理課長 渡邊 正之
電話:0175-45-1020
むつ市 企画課長 伊藤 道郎
電話:0175-22-1111 内213
(報道について)
独立行政法人海洋研究開発機構
経営企画室 報道室長 村田 範之
電話:046-867-9193

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