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2007年05月22日
独立行政法人海洋研究開発機構
海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)の有人潜水調査船「しんかい6500」は、本年3月12日の年次整備後の試験潜航において、触診により耐圧殻とハッチふたにわずかな段差が感じられたため、その詳細な計測及び安全確認のための試験潜航を下記の日程で実施します。この試験潜航で安全が確認され次第、予定している調査潜航を再開いたします。
記
ハッチふた部の安全確認のため、試験潜航として7潜航を実施予定です。なお、試験海域については、現在選定中です。
この試験潜航にともない、当初、南海トラフで予定していた5月23日(水)〜6月7日(木)(航海番号:YK07-08)及び6月9日(土)〜21日(木)(航海番号:YK07-09)の調査潜航は中止いたします。
全長 9m、巾 2m、高さ 3m、空中重量 26.7トン、最大潜航深度 6500m
有人潜水調査船としては世界で最も深い6,500mの潜航能力を有しています。
世界の海洋で潜航調査を行い、深海において地震、地球の活動、深海の生命体等に関する研究に貢献しています。詳細は次のホームページをご覧ください。
http://www.jamstec.go.jp/ships/shinkai3.html