国立研究開発法人海洋研究開発機構は、地球シミュレータを利用して得られた成果の公表と今後の展開についてご紹介する「平成29年度 地球シミュレータ利用報告会」を開催します。
本報告会は、産業界も含め広く一般に対しても地球シミュレータの成果を公開することで、地球シミュレータを用いた研究活動や、シミュレーション科学、計算科学の重要性について理解を深めていただくとともに、シミュレーションにより新たな価値を生み出すイノベーションの創造に向けた情報交換の場として、特別招待講演にSteve Oberlin(CTO, Tesla at NVIDIA)を迎えて開催します。
※(注記)講演は同時通訳有
また、平成29年度に地球シミュレータを利用した全課題のポスターが勢揃いするポスター展示も行います。講演とポスター展示にて、多岐にわたる地球シミュレータの利用成果、社会に役立つ興味深い成果をご紹介いたします。是非ご参加ください。
日時
平成30年4月19日(木)10:00 - 17:10 (09:30 開場)
お申込み 参加費無料
参加申し込みは締切りました。
ご参加希望の方は直接会場までお越しください。
会場
講演会場:一橋講堂 中会議場
ポスター会場:会議室202,203
(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内)
[アクセスマップ(日本語) (English) ]
平成29年度地球シミュレータ利用報告会MAP
平成29年度 口頭発表プログラム
10:00-10:10 開会挨拶
10:10-10:50
特別招待講演
Steve Oberlin (CTO Accelerated Computing at NVIDIA )
Title:
Accelerating Understanding: The Convergence of Supercomputing and AI in a Post-Moore’s Law World
※(注記)同時通訳有
10:50-11:15 MECモデルによる貯留物漏出シナリオ推定技術の実用化検討
東京大学 佐藤 徹
11:15-11:40 低炭素社会実現のための密度汎関数法に基づいた
第一原理分子動力学シミュレーション技術の開発
物質・材料研究機構 大野 隆央
11:40-13:00 休憩
13:00-13:25 実地球環境でのコア・マントル活動の
数値シミュレーション
海洋研究開発機構 柳澤 孝寿
13:25-13:50 実大鉄筋コンクリ-ト造建物の振動台実験の精密・
詳細シミュレ-ション解析システムの開発
前橋工科大学 北野 敦則
13:50-14:25 ポスターセッション(ポスター会場:会議室)
14:25-14:50 MSSGによる年間のマイクロスケール風況予測
風力エネルギー研究所 今村 博
14:50-15:15 気候変動適応策の検討に資する近未来気候予測実験データベース
海洋研究開発機構 渡辺 真吾
15:15-15:40 木星型惑星大気の縞状構造の成因の研究
京都大学 竹広 真一
15:40-16:15 ポスターセッション(ポスター会場:会議室)
16:15-16:40 北海道における気候変動による洪水リスク変化の評価
北海道大学 山田 朋人
16:40-17:05 海洋観測データを融合した確率論的な
数理季節予測システムの開発
海洋研究開発機構 Swadhin Behera
17:05-17:10 閉会挨拶
※(注記)プログラムは予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
お問合せ先
国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球シミュレータ利用報告会事務局
TEL:045-778-5753
mail