イベント / EVENT
NIIオープンハウス 2021
プログラム
Day1 6月18日(金)
基調講演
- 13:00〜13:30 ご挨拶
「国立情報学研究所活動報告」
喜連川 優 国立情報学研究所長 - 13:30〜14:00 基調講演
「初等中等教育におけるデータ利活用の現状と課題」
堀田 龍也 東北大学大学院情報科学研究科・教授/東京学芸大学大学院教育学研究科・教授
映像 資料
概要高等教育においては、いわゆるオンライン授業が浸透し、データ駆動型教育が強く推進されているところです。これに対して初等中等教育は、学校の設置者が1,700を超える都道府県や区市町村であり、情報基盤の整備も一様ではないという現状があります。そんな中「GIGAスクール構想」によって、義務教育段階の児童生徒に1人1台情報端末が配布され、ようやくデータ駆動型教育に向けた動きがスタートしました。本講演では初等中等教育のデータ利活用の現状と課題について解説します。 - 14:00〜14:30 対談
「対談」
堀田 龍也 教授 ×ばつ 喜連川 優 所長
COVID-19関連研究X連発
- 11:00〜12:30 COVID-19関連研究X連発
司会:
片山 紀生 NIIコンテンツ科学研究系 准教授
関山 太朗 NIIアーキテクチャ科学研究系 助教
概要世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が続く中、感染を拡大させないための対策を取りながら、教育や研究、経済などを止めない試みが模索されています。NIIでは、この困難な局面を乗り越えるために、情報学の知見を携えて、さまざまな研究機関と共同で研究を進めています。1年を振り返りこれまでのCOVID-19関連研究成果、そしてこれからの取り組みを紹介します。 - 「人流で振り返るコロナ2020」
水野 貴之 NII情報社会相関研究系 准教授
映像 - 「言語の形質から測るコロナ禍のSNS」
宇野 毅明 NII情報学プリンシプル研究系 教授/主幹
映像 - 「COVID-19と情報拡散」
鳥海 不二夫 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授/NII客員教授
映像 - 「COVID-19下でのインターネットトラフィック」
福田 健介 NIIアーキテクチャ科学研究系 准教授
映像 - 「COVID-19の研究データはどのように発見するべきか?」
大波 純一 NIIオープンサイエンス基盤研究センター 特任准教授
映像 - 「NLPオープンコラボレーションによるCOVID-19世界情報ウォッチャーの構築」
河原 大輔 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科 教授/NII客員教授
映像 - 「コロナ禍での自発的学びを支える文化情報アーカイブ」
高野 明彦 NIIコンテンツ科学研究系 教授
映像
産官学連携セミナー
- 17:30〜19:00 産官学連携セミナー
「産官学協働による分野間データ連携基盤技術の研究開発」
映像(8月31日までの公開です)
概要NIIは情報学分野の研究と情報基盤事業に取り組んでおり、社会が抱える課題を解決する実践的な研究開発の推進を目指しています。そのためには産官学の連携が不可欠であり、一層の連携強化のため、NIIが有する多様な研究者の研究成果あるいは取組み課題の産・官へ向けた継続的な発信を行っています。
本セミナーでは情報学最前線(市民講座)で講演した研究者や、企業等と活発に連携している研究者が、産学連携の視点から研究領域の動向と自らの研究概要や連携の成果等をプレゼンし、企業等の皆さまとNII研究者との交流の契機をもたらすプログラムセッションです。
プログラム内容
NIIが産業界メンバーと協力して取り組む研究開発の状況と実証活動事例、今後の展開可能性についてご紹介します。 - 17:30〜17:35
1.SIPプロジェクトの目的と現状
高須 淳宏 コンテンツ科学研究系 教授/所長補佐 - 17:35〜18:00
2.分野間データ連携基盤技術開発の概要
武田 英明 情報学プリンシプル研究系 教授
廣野 正純 株式会社日立製作所/公共システム事業部 主任技師 - 18:00〜18:45
3.データ連携基盤におけるデータ利活用技術の研究
3-1 メタデータ検索技術
相澤 彰子 コンテンツ科学研究系 教授/副所長
相良 毅 株式会社情報試作室 開発室 室長 - 18:00〜18:45
3.データ連携基盤におけるデータ利活用技術の研究
3-2 表形式データのアノテーション
武田 英明 情報学プリンシプル研究系 教授
Nguyen Tri Phuc 特任研究員 - 18:00〜18:45
3.データ連携基盤におけるデータ利活用技術の研究
3-3 表形式データの抽出・解析
高須 淳宏 コンテンツ科学研究系 教授/所長補佐
Le Hong Van 特任研究員 - 18:45〜19:00
4.分野間連携による実社会状況把握
相原 健郎 コンテンツ科学研究系 准教授
Day2 6月19日(土)
コンピュータサイエンスパーク初級編
国立情報学研究所オープンハウス「コンピュータサイエンスパーク」は、コンピュータを使わないで、プログラミング的思考について学ぶあそび場です。アナログからデジタルのつながりを体感しながら、初めてでも楽しみながら学べるオンラインワークショップを開催します。
プログラミングというと、コンピュータで難しそうな文字を書いて、なにかを動かすというイメージですが、このパークでは問題を解決するための取り組み方や考え方を学びます。かけざんについて学んだり、自分のからだをうごかして命令のとおりにうごいてみたり、こうした考え方をもとにコンピュータに命令をいれておさるを動かしてみたり。
情報犬ビットくんと一緒に楽しんでみましょう!
国立情報学研究所に設置する特設スタジオとオンライン参加者を、zoomで双方向接続して開催します。スタジオの講師が、本研究所のキャラクターの情報犬ビットくんとスタジオで参加する親子と一緒に、オンライン参加者と対話しながら進めます。自分の体を命令どおりに動かしてみたり、マップの上でロボットを動かしたり、コンピューターの中のおさるに命令を与えて動かしたりして、問題を解決するための取り組み方や考え方(プログラミング的思考)を初めてでも楽しみながら学べるオンラインワークショップです。
- 九九サイコロに挑戦するビットくん
- ビットくんとプログラミング体操
- ビットくんとモンキーマップ
- コードモンキー
- 参加者からのふりかえり
事前資料・教材ダウンロード:
九九サイコロ
モンキーマップ
対象:小学校1年生〜4年生
定員:約150名程度(一部物理会場各回20名程度)、要参加登録
配信方法:Zoom Meetingで配信予定です。
講師:
三浦謙一(国立情報学研究所名誉教授)
廣野清美(株式会社講談社パル)
高嶋孝明(豊橋技術科学大学教授)
コンピュータサイエンスパーク中級編
国立情報学研究所オープンハウス「コンピュータサイエンスパーク」中級編は、機械学習等でも使われるPythonに触れてみます。まずは「BANANA TALES」でPythonのコードに慣れてみましょう!その後、機械学習ではどういったコードが書かれているのか実際の画面を触りながらみていきます。
- BANANA TALESを触ってみよう!
- ColabでPythonを動かしてみよう!
- 機械学習って?
- コードを動かしてみよう!
- 参加者からのふりかえり
対象:中学生〜高校生(プログラミングってどういうもの?コードは書いたことはないけれど、どんなものなのかみてみたいという初学者向けのセッションです。)
定員:先着80名。要参加登録
希望者にはBANANA TALESのアカウント(6月末まで有効)を発行いたしますので事前に学習いただくことが可能です。アカウント数に限りがありますので、先着順・対象(中高生)の方のみの発行となりますのでご了承ください。
配信方法:Zoom Meetingで配信予定です。
講師:
杉山麿人(国立情報学研究所 准教授)
古川雅子(国立情報学研究所 助教)
橋本花梨(国立情報学研究所 学術基盤推進部 係員)
西川美雪(国立情報学研究所 総務部 係員)
大学院説明会
- 16:00〜18:00 ご挨拶
「総合研究大学院大学 複合科学研究科情報学専攻 大学院説明会」
映像
概要総合研究大学院大学 情報学専攻に関する出願方法、在学生からの学生生活紹介、個別相談会を開催します。
当日のスケジュール:
16:00 開会・情報学専攻概要説明
16:25 出願方法について
16:40 学生生活紹介
17:10 個別説明会(希望者のみ)
※(注記)スケジュールは変更となる可能性があります。
※(注記)6月19日(土)大学院説明会参加の方で、個別相談会希望者は希望する相談教員を選択してください。
※(注記)個別相談会は、6/11(金)17:00まで受け付けております。以降はお申し込みできませんので、ご了承ください。
※(注記)複数の方が同じ教員との個別相談を希望された場合は、お申込順でご案内させていただきます。そのため、順番によっては当日30分程度お待ちいただくこともございますのでご了承ください。
関連リンク
お問い合わせ先
国立情報学研究所 総務部企画課広報チーム
オープンハウス実行委員会
oh[at]nii.ac.jp
※(注記) [at]を@に置き換えてご送信ください。