開智高校 来所
平成31年2月21日(木)、開智中学・高等学校の生徒1名(高校1年生)が、高校の課題である「首都圏フィールド・ワーク」のために、統数研のデータサイエンス・ハイスクール受入事業を活用して来訪しました。生徒は「数学的な確率と実際の割合について」を学校で発表し、大数の法則について「どうしてそれが成り立つのか」、「統計の取り方の条件」また「大数の法則が世の中にどのように役立っているのか」という疑問を持ち、統計数理研究所の研究者からアドバイスいただきたいとのことでした。
1時間強の訪問時間の中、まず生徒が課題に関する自分の発表を行い、二宮嘉行教授からアドバイスを受けました。 その後、二宮教授も研究紹介を行いました。訪問を終え生徒は、「とても良い機会になりました。疑問も解決できました。先生の研究紹介からも大数の法則が研究や社会の中でどのように役立っているか具体的に分かりました。」と話していました。二宮教授も「またわからないことがあったら連絡ください」と生徒に伝えていました。生徒の課題に対する統計科学的アドバイスを行うことができ、本受入事業が生徒の研究の前進に役立ちました。
(統計思考院)