統計数理研究所オープンハウス "データサイエンスが創る日本の未来"
- 《日程》
2020年10月27日(火)
オンライン開催
■しかく参加費無料-
※(注記)参加方法は各プログラムの案内をご確認ください。
※(注記)視聴時に撮影・録画や録音はお控え下さるようにお願いします。
所長挨拶
- 「オープンハウス開催のご挨拶」椿 広計(統計数理研究所長)youtube_small[画像:img_tsubakisyotyou]
公開講演会
14:00〜14:05 挨拶 椿 広計(統計数理研究所長)
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14:05〜14:20
▼講演「統計思考力育成事業による人材育成〜統計思考院の取組紹介」
統計数理研究所が持つ人材育成機能の中では、総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻から研究者(博士)を輩出することが最重要ですが、それ以外の人材育成に関わる事業は、統計思考院が管轄する統計思考力育成事業として集約されています。当日は、リーディングDAT、一般公開講座、公募型人材育成事業、共同研究スタートアップ、データサイエンス・リサーチプラザなど、統計思考力育成事業から幾つかの取組をピックアップして紹介致します。
▼川崎 能典(統計数理研究所 統計思考院長)
1988年東京大学経済学部卒。同大学大学院経済学研究科を経て、1992年統計数理研究所助手採用。博士(経済学)東京大学。2005年モデリング研究系助教授(後に准教授)、2015年モデリング研究系教授ならびに統計思考院長。専門は時系列解析、計量経済学、計量ファイナンス。
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14:20〜15:10
▼講演「すばる望遠鏡超広視野カメラによる最新天体観測とデータ解析の現場」
宇宙膨張の速度は時間が経つにつれて、次第に減速するだろうと、長い間素朴に考えられていた。宇宙膨張の様子を決めるのは重力法則であるが、重力には引力しかないからである。ところが1990年代後半、遠方のIa型超新星の観測により、現在の宇宙膨張は加速していることが明らかになり、大問題になった。我々は新たに開発した超広視野カメラHyper Suprime-Camを用い、ダークマター分布の時間変化の計測を通じ、宇宙の膨張史の精密な計測を行い、この謎に迫りための観測を行っている。ただ、広い天域に渡り取得されるデータは膨大で、現代データ科学の助けなくしては、解析を進めることが困難になってきている。本公演では、最新の天体観測とデータ解析の現場の様子を紹介する。
▼宮崎 聡(国立天文台 先端技術センター教授)
1993年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了 博士(理学)
1994-95年 ハワイ大学天文学研究所 (学振海外特別研究員)
1996年 国立天文台 入台
研究テーマ:観測的宇宙論 観測装置開発
1994-95年 ハワイ大学天文学研究所 (学振海外特別研究員)
1996年 国立天文台 入台
研究テーマ:観測的宇宙論 観測装置開発
[画像:img_takemurasensei]
15:10〜16:00
▼講演「ウィズコロナ時代のデータサイエンス」
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、新規感染者数などのデータが毎日のようにニュースで示されるようになりました。感染予防と経済活動をうまく両立させて行くには、正確なデータを迅速に収集し、適切に分析する必要があります。ウィズコロナ時代にデータサイエンスがどのように役に立てられるのかについてお話します。
▼竹村 彰通 (滋賀大学 データサイエンス学部長/教授)
1976年3月 東京大学経済学部経済学科卒業
1978年3月 東京大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史学専門課程修士課程修了
1982年9月 スタンフォード大学統計学部 Ph.D. 修了
1982年9月 スタンフォード大学統計学部客員助教授
1983年9月 パーデュー大学統計学部客員助教授
1984年6月 東京大学経済学部助教授
1997年4月 東京大学経済学部教授
2001年4月 東京大学大学院情報理工学系研究科教授
2015年5月 滋賀大学データサイエンス教育研究推進室教授 (クロスアポイントメント)
2016年4月 滋賀大学データサイエンス教育研究センター長、教授
2017年4月 滋賀大学データサイエンス学部長
2019年4月 滋賀大学データサイエンス研究科長
1978年3月 東京大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史学専門課程修士課程修了
1982年9月 スタンフォード大学統計学部 Ph.D. 修了
1982年9月 スタンフォード大学統計学部客員助教授
1983年9月 パーデュー大学統計学部客員助教授
1984年6月 東京大学経済学部助教授
1997年4月 東京大学経済学部教授
2001年4月 東京大学大学院情報理工学系研究科教授
2015年5月 滋賀大学データサイエンス教育研究推進室教授 (クロスアポイントメント)
2016年4月 滋賀大学データサイエンス教育研究センター長、教授
2017年4月 滋賀大学データサイエンス学部長
2019年4月 滋賀大学データサイエンス研究科長
- 主な受賞歴は2008年9月に日本統計学会賞、2014年9月に日本統計学会出版賞、2015年9月に日本数学会解析学賞を受賞
- 主な著作は
・Zonal Polynomials. Institute of Mathematical Statistics Lecture Notes–Monograph Series,4. A. Takemura. 1984.
・多変量推測統計の基礎.竹村彰通.共立出版. 1991.
・現代数理統計学.竹村彰通.創文社.1991.
・統計.竹村彰通.共立出版. 1997.
・データサイエンス入門. 竹村彰通. 岩波新書. 2018
共著では
・Markov Bases in Algebraic Statistics. Springer Series in Statistics, Vol. 199. Satoshi Aoki, Hisayuki Hara and A.Takemura.2012.
・代数的統計モデル.青木敏,竹村彰通,原尚幸.共立出版.2019.
- 司会:伊藤 聡(統計数理研究所 副所長)
- 参加方法:YouTube Liveで配信します。
お申込み後に届いたメールに記載されたURLをクリックしてご視聴ください。
統数研の研究紹介
【ポスター展示】
教員・特任研究員および大学院生の研究ポスターPDFを展示しています。 こちらからご覧ください。
【動画による紹介】
研究内容を紹介する動画をYouTubeで配信しています。こちらからご覧ください。
【ミニレクチャー】
11:00〜 *約1時間椿所長による統計数理研究所についての紹介と教員による研究紹介の動画を公開します。
参加方法:YouTubeで配信します。
お申込み後に届いたメールに記載されたURLをクリックしてご視聴ください。
統計よろず相談室
統計よろず相談室
10:00〜12:00 / 13:00〜17:00
統計に関わるさまざまなご質問・ご相談に1件20分程度でお答えします。質問のレベルは問いません。
【回答者】
- 清水 邦夫 (統計数理研究所 統計思考院 特命教授)
- 柏木 宣久 (統計数理研究所 統計思考院 特命教授)
- 池森 俊文 (統計数理研究所 統計思考院 特命教授)
- 小森 理 (統計数理研究所 客員准教授)
- 高橋 啓(統計数理研究所 客員准教授)
大学院説明会
総合研究大学院大学 複合科学研究科 統計科学専攻 大学院説明会
13:00〜13:45
【対象】進学(統計科学専攻)に関心のある大学生・大学院生・社会人
- カリキュラムの説明および修了後の進路紹介
- 本年度の入試ガイダンス
- 質疑応答
- 2021年1月19日(火)〜1月22日(金)
- » 関連ホームページはこちら
- 【統計数理研究所オープンハウス連携イベント(オンライン開催)】
- データサイエンスの現在と未来を解剖する!〜企業向け産学連携シンポジウム〜
- 問い合わせ先
-
統計数理研究所 (立川共通事務部総務課総務係担当)
〒190-8562 東京都立川市緑町10-3
TEL:050-5533-8500(代表)
E‐mail: ismopenhouseism.ac.jp