2018年11月14日更新
国際連携事業
ジオパークの推進・発展の原動力として欠かせないものにネットワーク活動があります。2015年11月にユネスコの正式プログラムとなったジオパークですが、世界的認知度はまだ十分とはいえず、特にアジア太平洋地域においては、認定地域が特定の国に固まっているのが現状です。
日本は9つの世界ジオパーク地域を有するだけでなく、国内ネットワークが活発であり、他の世界ジオパークを目指すアジア太平洋地域の国々とこれまでの経験を共有でき、ジオパークの普及の一助を担える立場にあります。しかし、国際交流の経験不足、英語での情報発信の不足などから、その立場を十分に生かしきれていません。
こうした状況を改善するため、日本ジオパークネットワークの有志地域のスタッフがチームを編成し、アジア太平洋地域におけるジオパークネットワーク活性化にむけた事業を2016年に初めて展開しました(2016年度政府開発援助ユネスコ活動費補助事業)。
手探りの中で展開された国境を越えたプロジェクトの実施報告書は、下記からご覧いただけます。
2017年度「アジア太平洋地域におけるジオパークネットワーク活性化に向けたキャパシティ・ディベロップメント支援」実施報告書
2016年度「アジア太平洋地域におけるジオパークネットワーク活性化に向けたキャパシティ・ディベロップメント支援」実施報告書