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3μLで遺伝子診断

健康工学研究部門 生体ナノ計測研究グループ

3μLで遺伝子診断概要図

遺伝子の解析

従来、病気の原因となる遺伝子を診断するには、専門の施設で、数mLの血液試料を採取しその解析には数時間を要していました。 今、医療現場では、わずかな試料から迅速に遺伝子を解析するシステムの開発が望まれています。

DNAを高速診断

四国センターでは、高集積プラスティックデバイスのマイクロチャンネル中を移動する10種類全てのDNAを同時に検出できるレーザー検出装置を開発し、高感度・高速にDNAを検出することに成功しました。

この方法を用いることにより、わずか3μL(1滴の10分の1以下)の血液試料から抽出したDNAの特定遺伝子を2〜3分という短時間で検出することが可能になりました。この方法で、遺伝子病診断のためのβ-グロブリン遺伝子の解析や肺がん診断のためのSP遺伝子の解析にも成功しています。

デスクサイド・ベッドサイドで

本技術の開発によって、将来、デスクサイドあるいはベッドサイドで、簡便にかつ正確な遺伝子診断を迅速に行うことが可能になるでしょう。また、疾患の遺伝子診断のみならず、遺伝子の塩基配列の違いを解析し医薬品の効き目や副作用を予測するためにも極めて有効であると期待されています。
(注記) 本研究は、京都大学大学院工学研究科田畑修教授およびスターライト工業(株)と共同で実施したものです。


国立研究開発法人産業技術総合研究所

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