防災
「世界津波の日」ニューヨーク国連本部イベントの開催
令和元年11月13日
(写真1)ディスカッションに参加している高校生
ディスカッションに参加している高校生
(写真2)別所国連代表部特命全権大使と高校生
別所国連代表部特命全権大使と高校生
- 11月5日,ニューヨーク国連本部において「世界津波の日」啓発イベントが開催され,日本より「『世界津波の日』2019高校生サミットin北海道」の高校生議長2名,総合司会2名の計4名及び国会議員が出席しました。
- 高校生は,今年9月に北海道で開催された『世界津波の日』高校生サミットでの議論を伝えるとともに,昨年の北海道胆振東部地震の経験を踏まえ,小さくても防災の行動を起こすことが重要であり, SNSを用いて世界の学生に防災意識を伝えることで大きな行動になる旨述べました。
- 当イベントに出席したティジャニ・ムハンマド=バンデ第74回国連総会議長(H.E. Professor. Tijjani Muhammad-Bande, President-elect of the 74th session of the united Nations General Assembly)は,津波被害を減らす地域防災戦略の検討はすべての人が関与することが重要である旨述べました。最後に,水鳥真美国連事務総長特別代表(防災担当)兼国連防災機関(UNDRR)ヘッド(Special Representative of the United Nations Secretary-General for Disaster Risk Reduction and Head of United Nations Office for Disaster Risk Reduction (UNDRR))は,防災はすべての人が関わることが重要であり,津波による犠牲者を減らすために津波の日を忘れないことが重要である旨述べました。
[参考]「世界津波の日」
2015年12月,津波に関する人々の意識を向上し,津波対策の強化を目的に,我が国をはじめ142か国が共に提案した「世界津波の日」を定める決議が第70回国連総会本会議でコンセンサスにより採択された。