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東京大学 光量子科学連携研究機構|UTokyo Research Institute for Photon Science and Laser Technology
光科学技術は、計測・イメージング、レーザー加工、光通信など、産業・学術を支える基盤技術として幅広い分野において貢献を果たしながら、光科学技術自身も進化する好循環をもたらしてきた。
文部科学省「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」が平成29年度に終了し、また、科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業CREST「新たな光機能や光物性の発現・利活用を基軸とする次世代フォトニクスの基盤技術」、さきがけ「光の極限制御・積極利用と新分野開拓」も開始から4年が経とうとしている。
このような中、本ワークショップでは、最先端の光科学研究を展望し、光科学技術の研究開発を今後どのように推進していくべきかを、議論する。特に、学術・産業の新たな発展を支える革新的フォトニクス基盤の創成、応用展開や想定される社会・経済に与えるインパクト、国内外における研究開発や施策の注目すべき動向などについて検討し、我が国の光科学技術が世界をリードするための研究推進方策・体制はどのようにあるべきかを議論する。
本ワークショップでは、以下の4項目を含む広範囲の光科学分野について検討する。
1 光特性を活かした物質材料の操作・制御・創出
2 光特性を活かした生命・生物の観察・操作・制御
3 光の情報処理への利用/情報処理の光への利用
4 光科学技術の発展を支える要素技術
東京大学光量子科学連携機構、大阪大学先導的学際研究機構、光科学異分野横断萌芽研究会
レーザー学会、日本光学会、学振第179フォトニクス情報システム委員会、超高速フォトニックスネットワーク開発推進協会
平成30年10月11日(木)13:00-18:00
東京大学小柴ホール (理学部1号館中央棟)
13:00-13:10 開会挨拶: 湯本潤司 (東京大学光量子科学連携研究機構)
13:10-14:00 セッション1「光科学への産業界からの期待」(司会:山本和久(大阪大学レーザー科学研究所))
13:10-13:30 寒川哲臣(NTT先端技術総合研究所・所長) 「革新的光科学技術への期待とビジネスチャンス」
13:30-14:00 原 勉(浜松ホトニクス株式会社中央研究所・所長) 「浜松と光技術」
14:00-16:20 セッション2「革新的フォトニクス基盤の創成を目指して」(司会:井手口拓郎 (東京大学光量子科学連携研究機構))
14:00-14:20 余語覚文(大阪大学レーザー科学研究所) 「新領域「ニュークリアフォトニクス」とその展望」
14:20-14:40 松永隆祐(東京大学物性研究所) 「テラヘルツ-中赤外高強度電場による固体非線形光学と非平衡現象」
14:40-15:00 飯田琢也(大阪府立大学理学系研究科/LAC-SYS研究所)「光誘導に基くスマート量子バイオフォトニクスの創成」
15:00-15:20 福原 学(東京工業大学理学院化学系)「光学シグナル増幅が可能な化学センサーの開発」
15:20-15:40 休憩
15:40-16:00 堀崎遼一(大阪大学情報科学研究科)「機械学習駆動コンピュテーショナルイメージング」
16:00-16:20 山田浩治(産業技術総合研究所電子光技術研究部門・グループ長)「シリコンフォトニクス技術の現状とその産業展開」
16:30-17:50 セッション3(総合討論)「光科学技術の展望と研究開発の在り方」
パネラー: 寒川哲臣(NTT先端技術総合研究所)、北山研一(CREST[次世代フォトニクス]研究総括)、
植田憲一(さきがけ[光極限]研究総括)、三尾典克(東京大学光量子科学連携研究機構)、
兒玉了祐(大阪大学先導的学際研究機構)、永井正也(光科学異分野横断萌芽研究会)
座 長: 加藤義章(光産業創成大学院大学)
17:50-18:00 閉会挨拶: 兒玉了祐(大阪大学先導的学際研究機構)