このウェブサイトではJavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。正常に表示させるためにはJavaScriptを有効にしてください。ご覧いただいているのは国立国会図書館が保存した過去のページです。このページに掲載されている情報は過去のものであり、最新のものとは異なる場合がありますのでご注意下さい。

ご覧いただいているのは国立国会図書館が保存した2021年7月21日時点のページです。このページに掲載されている情報は過去のものであり、最新のものとは異なる場合がありますのでご注意下さい。収集時のURLは http(s)://www.unido.or.jp/outcome/seminars_events/5682 ですが、このURLは既に存在しない場合や異なるサイトになっている場合があります。

(注記)このページの著作権について

ヘルプ


保存日:

ヘルプ


保存日:

ご覧いただいているのは国立国会図書館が保存した2021年7月21日時点のページです。このページに掲載されている情報は過去のものであり、最新のものとは異なる場合がありますのでご注意下さい。収集時のURLは http(s)://www.unido.or.jp/outcome/seminars_events/5682 ですが、このURLは既に存在しない場合や異なるサイトになっている場合があります。

(注記)このページの著作権について

UNITED NATIONS INDUSTRIAL DEVELOPMENT ORGANIZATION (UNIDO)
国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所
このページをシェアする
シェア
Tweet

東大・UNIDO共同シンポジウムを開催しました

東大・UNIDO共同シンポジウムを開催しました

2018年4月16日(月)、UNIDOはリー・ヨンUNIDO事務局長の訪日時に東京大学との合同セミナー「東大・UNIDO共同シンポジウム」を開催し、SDGsで体系化されているような現代の国際問題を解決するためには、若い英知による革新的な思考や方策が重要である点について議論が行われました。

セミナーでは東京大学の五神総長が開式挨拶を行い、東京大学が実施する未来社会協創推進本部の活動や日本の「ソサエティー5.0」の概念についても触れながら、第四次産業革命の効果として包摂的な社会を促進することの必要性を強調しました。

続いて、UNIDOリー事務局長が基調講演を行い、若い世代が包摂的かつ持続的な将来を形成していくために重要な役割を担っていると述べました。講演の中でリー事務局長は、近年、第四次産業革命あるいはインダストリー4.0について言及されることが多くなっているものの、製造業の将来像が明確に定義されていないことを指摘し、先進国と途上国の間の格差を縮小するために、途上国は先進国と協力して産業や技術の革新に追いつく必要があると述べました。また、リー事務局長は日本の若い世代に向けて、柔軟でクリエイティブな考え方を持ち、社会問題を解決しながら同時にSDGsに貢献できるような革新的な環境を作り上げていくよう促しました。

特別講演を行った国連広報センター(UNIC)の根本かおる所長は、国連は若者や学生を中心とした全ての人々を歓迎しており、参加するかどうかは現代の若者の積極性にかかっていること、そしてそれが国際問題の解決につながることを強調しました。根本所長はSDGsが「誰一人取り残さない」ことを目的とした社会的な契約であると述べ、学生の参加者に向けて、国連が掲げる理想に加わり、SDGs達成のために行動を起こすよう促しました。

続いて国連大学の沖大幹上級副学長の進行で、リー事務局長、根本所長およびWASSHA株式会社の秋田智司CEOが参加してパネルディスカッションが行われました。パネリストは、インフラや電力の不足および財源不足のような国際問題をどのように解決するか、そのプロセスにおいて若者や学生に自らの能力を役立たてるようにいかに促すべきかに関して、活発な議論を行いました。結論として、若者が現実を直視して革新的な考え方を持ちながら、現場主義で迅速に対応することが最も重要であり、また「can do」アプローチが不可欠であるという強いメッセージを発信しました。

最後に、UNIDO東京投資・技術移転促進事務所の村上秀樹次長が「Inviting young talent to UNIDO」と題した講演を行い、国連で働くことのやりがいや厳しさについて述べ、自身のUNIDOにおけるキャリアパスについて説明しました。閉会挨拶はUNIDO東京投資・技術移転促進事務所の安永裕幸所長が行い、参加者、特に学生に向けて、開発に関する諸問題や技術革新に取り組むために、日本で蓄積された豊富な知識や経験を活用していくべきとのメッセージを伝えました。

本イベントは160名の参加者を集め、UNIDOや国連が日本の若い世代や学生と協力し、SDGs達成のために実施している活動について、広く発信する機会となりました。

(注記)登壇者の発表資料は、以下、登壇者名をクリックするとダウンロードできます。

概要

題 目: 東大・UNIDO共同シンポジウム
「Young Wisdom, Innovation and SDGs/若い英知、イノベーション、そしてSDGs 達成」
日 時: 2018年4月16日(月)10:00〜12:00
会 場: 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター(地下2階)伊藤謝恩ホール
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
主 催: 東京大学、国連工業開発機関(UNIDO)
後 援: 外務省、経済産業省、国連広報センター(UNIC)
言 語: 英語(通訳なし)

プログラム(敬称略)

10:00 開会挨拶・講演
東京大学総長 五神 真

10:15 基調講演
"Young wisdom for the realization of the SDGs"
国連工業開発機関(UNIDO)事務局長 リー・ヨン

10:40 特別講演
"Your UNITED NATIONS: transforming our world through SDGs as
CHANGEMAKER"
国連広報センター(UNIC)所長 根本 かおる

11:00 パネルディスカッション
“Young Wisdom, Innovation and SDGs”
モデレーター: 国連大学(UNU)上級副学長/国連事務次長補 沖 大幹
パネリスト: 国連工業開発機関(UNIDO)事務局長 リー・ヨン
国連広報センター(UNIC)所長 根本 かおる
WASSHA株式会社 代表取締役CEO 秋田 智司

11:45 プレゼンテーション
"Inviting young talent to UNIDO"
UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 次長 村上 秀樹

12:00 閉会挨拶
UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 所長 安永 裕幸

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /