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障がい児の学習・生活支援を行う 「魔法のプロジェクト2021 〜魔法のMeasure〜」の協力団体を選考
〜地方自治体を含む57団体に合計228台のタブレットや「Pepper」などを貸し出し〜

  • プレスリリース

2021年4月27日

ソフトバンク株式会社
東京大学先端科学技術研究センター

ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川 潤一)と東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:神崎 亮平)は、ICT(情報通信技術)を活用して障がい児(注記)1の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2021 〜魔法のMeasure(メジャー)〜」(注記)2に協力していただく団体を選考しました。2021年4月から2022年4月までの1年間、地方自治体を含む全国の特別支援学校、特別支援学級および通常学級など57団体に、合計228台のタブレットやスマートフォン、人型ロボット「Pepper」(注記)3、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどを無償で貸し出し、所属する児童・生徒・学生と教員などの2人1組、計65組に活用していただきます。また、2020年度から地方自治体(教育委員会)単位での参加(注記)4を受け付けており、2021年度は北海道教育委員会、戸田市教育委員会、白岡市教育委員会、滋賀県総合教育センター、南あわじ市教育委員会、新居浜市教育委員会が参加します。なお、北海道教育委員会は、複数年度にわたって参加します。2021年度は道内の盲学校4校(注記)5に協力していただき、来年度以降は道内の他の特別支援教育機関への拡大を目指します。

「魔法のプロジェクト2021 〜魔法のMeasure〜」の協力団体

応募していただいた地方自治体や特別支援学校、特別支援学級および通常学級などから、このプロジェトの事務局が選考した下記の57団体(児童・生徒・学生と教員などの2人1組、計65組)に協力していただきます。

北海道 北海道教育委員会(北海道札幌視覚支援学校)、森町教育委員会(森町立鷲ノ木小学校、森町立さわら小学校)
青森県 青森県立青森聾学校
宮城県 仙台市立八乙女中学校、大衡村立大衡小学校、仙台市立鶴谷特別支援学校
山形県 山形県立ゆきわり養護学校
群馬県 群馬県立太田フレックス高等学校、太田市立尾島小学校、太田市立鳥之郷小学校
埼玉県 戸田市教育委員会(戸田市立美女木小学校、戸田市立喜沢小学校)、白岡市教育委員会(白岡市立西小学校)
千葉県 千葉県立柏特別支援学校、千葉県立東金特別支援学校
東京都 東村山市立萩山小学校、東京都立八王子西特別支援学校、世田谷区立松原小学校、東京都立花畑学園、東京学芸大学附属特別支援学校
神奈川県 神奈川県立みどり養護学校、神奈川県立平塚養護学校、神奈川県立保土ケ谷養護学校、川崎市立田島支援学校
山梨県 山梨県立あけぼの支援学校
長野県 長野県飯田養護学校、長野県安曇養護学校
静岡県 函南町立東小学校
滋賀県 滋賀県総合教育センター(滋賀県立守山養護学校、滋賀県立愛知高等養護学校、滋賀県立草津養護学校)
京都府 京都市立桃陽総合支援学校
大阪府 大阪府立寝屋川支援学校、大阪府立交野支援学校、大阪府立思斉支援学校、守口市立錦中学校、大阪市立天王寺小学校、東大阪市立成和小学校、茨木市立茨木小学校
兵庫県 南あわじ市教育委員会(南あわじ市立市小学校)
奈良県 香芝市立香芝中学校
広島県 広島市立己斐上中学校
山口県 山口県立田布施総合支援学校、山口県立宇部総合支援学校
香川県 香川県立高松養護学校
愛媛県 愛媛県 新居浜市教育委員会(新居浜市立神郷小学校、新居浜市立船木中学校)
高知県 高知県立高知若草特別支援学校
福岡県 北九州市立小倉総合特別支援学校、北九州市立八幡西特別支援学校
佐賀県 武雄市立御船が丘小学校、佐賀大学教育学部附属特別支援学校
大分県 大分県立別府支援学校
鹿児島県 鹿児島市立中山小学校
沖縄県 沖縄県立泡瀬特別支援学校、沖縄県立大平特別支援学校
「魔法のプロジェクト2021 〜魔法のMeasure〜」とは

「魔法のプロジェクト」は、特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員などに、タブレットや人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどのICT機器を1年間無償で貸し出し、学校や家庭において活用していただき、その実践事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進することを目的としています。2009年度から開始した「魔法のプロジェクト」では、これまで延べ約700校に実践研究にご協力いただきました。また、「魔法のプロジェクト2020 〜魔法のMedicine〜」は、2020年2月に文部科学省の後援事業として承認されました。
「魔法のプロジェクト」の開始から12年目となる2021年度は、過去11年のプロジェクトの成果を生かしながら、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応として、遠隔地からのセミナーおよびスーパーバイザーによる指導・助言を強化していきます。

ソフトバンク株式会社と東京大学先端科学技術研究センターは、今後も最新のICTを活用して、生活や就労に対して困難を抱える児童・生徒や学生などが自身の持てる力を引き出すことを支援するとともに、特別支援教育にICTを活用する能力を有する教員の輩出と実践研究成果を普及させる活動に取り組み、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。

  • (注記)1 認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体不自由、聴覚障がいなどを含みます。障がいの種別は問いません。
  • (注記)2 「魔法のプロジェクト2021 〜魔法のMeasure(メジャー)〜」の開始については、2021年1月20日にプレスリリースを実施しています。
  • (注記)3 ソフトバンクロボティクス株式会社が実施する「Pepper 社会貢献プログラム」の一環として、社会課題解決支援のために本プロジェクトに無償貸与される人型ロボット「Pepper」を活用しています。
  • (注記)4 2020年度から、学校単位ではなく教育委員会などの自治体が複数校を取りまとめて応募していただくことが可能となりました。自治体主導で専門性の高い教員が育成され、特別支援教育の質がさらに向上することが期待されます。
  • (注記)5 詳細は、2021年4月12日付ソフトバンク株式会社のプレスリリース「ソフトバンクと北海道教育委員会が「特別支援教育におけるICT教育連携事業」を開始」別ウィンドウで開くをご覧ください。

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