東京大学 瀬崎研究室へようこそ
当研究室は、ネットワークを利用した創造的な社会活動の支援と新たな応用の創造を念頭に置き、ネットワークの要素・システム技術と各種応用システム開発を研究テーマとしています。
お知らせ
セミナータイトル
MOCHA:東京大学における安心できるキャンパスライフ実現に向けたBluetoothビーコンを用いた学内の混雑状況把握・接触確認・滞在記録システムの開発と運用
概要
MOCHA(Mobile Check-in Application)は、withコロナ環境における安心できるキャンパスライフ実現に向けて、東京大学構内の公共スペースの滞在予約と記録がとれる学生・教職員向けの混雑情報提供サービスです。教室等に設置したBluetoothビーコンをユーザのスマートフォンで自動記録し、あらかじめユーザが同意した条件により位置情報を記録します。プライバシーに配慮しながら、政府の接触確認アプリCOCOAの機能を補うような機能が実装されています。2020年8月より有志の教員・学生で設計・開発・運用を始め、現在1000個以上のビーコンが学内に設置され、3000人以上の構成員が本システムを利用しています。本講演では、MOCHAの開発経緯とシステム設計・実装・運用の現状についてご紹介いたします。
リンク
https://forest.f2ff.jp/introduction/5082?project_id=20210401
研究内容
モバイルセンシング
スマートフォンを通して利用可能な物理・ソフトウェア・ヒューマンセンサを用いた自然環境や街・人の状態を検知・推定する研究
無線センサネットワーク
シュミレーションや実環境での計測実験による、無線センサネットワークの経路構築・計算処理・消費電力等の最適化に関する研究
空間情報分析
位置情報とそれに付随する環境情報の収集技術と、収集情報の分析。主にMaaSが都市にあたる影響の評価と予測に関する研究
行動変容 & Well-being
情報技術を用いた人・集団の行動変容促進と、Well-being実現に向けたコンテキスト認識・情報伝達手法の研究
発表文献
当研究室の発表文献の一覧をご覧になれます。