知の構造化論
2020年度開講
本講義では、実社会で生じる様々な問題や課題に対して、分野や時勢を越えて知を抽出、分析する手法を学び、実データに対する処理を体現しながら議論を進めることを目的とする。本年度はまず以下のテーマについて開講する。受講生は、共通的な内容の講義の後、いずれかのテーマを選択し、それぞれのテーマに対する議論をゼミ形式で進める。
λ 人文知の構造化:岩波「思想」を題材に
岩波書店が1921年に創刊した日本を代表する思想・哲学ジャーナル 「思想」90年分のデジタル化とその知の構造化を実践する。20世紀の日本哲学の歴史的を分析し、議論を進めることで、人文学と情報学との融合を体現する。
λ 医療情報の構造化
医療情報分野では、新しい治療法や患者状態など大量の情報を緻密に扱う必要があり、かつ、経営、法律、倫理、患者のQOLなど多くの実際的要素を考慮しなくてならない。実践的な場への情報技術の実装と、価値の創出を試みる。
(本講義は、講義形式の4回分を公開し、残りの演習形式の回は非公開とします。)
第5回
自然言語処理、人工知能、OCR技術、機械学習、人文知の構造化、及び演習(3)
美馬 秀樹
第6回
ゲストスピーカによる講義、及びディスカッション(国立国会図書館研究員、 近代デジタルライブラリーと人文知の構造化、テキストマイニング)(1)
美馬 秀樹
第7回
ゲストスピーカによる講義、及びディスカッション(国立国会図書館研究員、 近代デジタルライブラリーと人文知の構造化、テキストマイニング)(2)
美馬 秀樹
第8回
ゲストスピーカによる講義、及びディスカッション(国立国会図書館研究員、 近代デジタルライブラリーと人文知の構造化、テキストマイニング)(3)
美馬 秀樹
第9回
基礎講義 〜実社会データの扱い(1)岩波「思想」を題材に
美馬 秀樹
第10回
基礎講義 〜実社会データの扱い(2)医療情報を題材に
美馬 秀樹
第11回
ビッグデータ分析実践と最終成果発表(1)
美馬 秀樹
第12回
ビッグデータ分析実践と最終成果発表(2)
美馬 秀樹
第13回
ビッグデータ分析実践と最終成果発表(3)
美馬 秀樹