ブラジル連邦共和国/Marlim鉱区向けFPSOプロジェクトに係る融資保険の引受
株式会社日本貿易保険
株式会社日本貿易保険(NEXI:代表取締役社長 黒田篤郎)は、三井海洋開発株式会社(MODEC)が三井物産株式会社、株式会社商船三井及び丸紅株式会社とともにオランダ王国に設立する浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の保有会社Marlim1 MV33 B.V.(MV33)を通じて、ブラジル連邦共和国(以下、ブラジル)の国営石油会社Petróleo Brasileiro S.A.(Petrobras)向けにFPSO 1隻を長期傭船するプロジェクトにかかる融資に対して、保険の引受を決定いたしました。
本プロジェクトは、MODECがリオデジャネイロ沖合約150kmのCampos盆地に位置するMarlim鉱区向けにFPSO(生産能力:原油8万バーレル/日、ガス248百万立方フィート/日、貯蔵能力約100万バーレル)を建造し、MV33が25年間にわたり、Petrobrasに対して傭船サービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行うものです。
NEXIは、MV33がプロジェクトファイナンスにより調達する約969.5百万ドルのうち、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、スタンダードチャータード銀行 東京支店、BNPパリバ銀行 東京支店、及びソシエテジェネラル銀行 東京支店による融資の一部(総額約387.8百万ドル)に対して、保険を適用します。なお、株式会社国際協力銀行(JBIC)も本プロジェクトへの融資を決定しています。
NEXIは、今後も日本の政策金融機関として、本邦企業の海外事業展開を積極的に支援してまいります。
(ご参考)
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