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[2015年12月28日]
地産地消を推進する南房総市では、子どもたちに豊富な市内の食材を使ってもらい、食により家族や地域のつながりを深め、地域の食材を改めて見直すきっかけづくりとするため、「南房総市内の食材を使った料理コンテスト」を開催しました。
本コンテストは第7回を迎え、今回は南房総食材を使った「郷土(ふるさと)料理」をテーマに行いました。子ども達の豊かな発想力で、南房総の名物料理となるような、アイデアレシピの募集を市内の小中学生を含む個人・グループを対象に行ったところ、356作品の応募がありました。
この中から、書類審査で上位10作品を選出し、10月18日(日曜日)に三芳農村環境改善センターで開催した、実食による最終審査の結果、最優秀賞には富浦中1年の花輪菜緒さんの「房州びわの葉 ひじきぎょうざ」が見事、選ばれました。
以下、入賞作品の写真をクリックすると料理レシピのページにリンクします。(作品は、賞及び応募順に掲載しています。)
最優秀賞 「房州びわの葉 ひじきぎょうざ」
花輪 菜緒さん(富浦中1年)
ぎょうざの皮には「びわの葉パウダー」を練り込み、餡には「房州特産のひじき」が入っています。こだわりのタレは自家製のびわ酢を使用しました。
【受賞コメント】
「自然豊かな南房総市に生まれて、このような地域の物を使った料理で賞をとれて嬉しいです。枇杷葉の色を綺麗に出すのに一番苦労しました。タレにも枇杷酢を使ったり、家族でアイデアを出し合って何度も試作を重ねました。」
「あじの房総つくね
〜びわゼリードレッシング〜 」
小池 彩佳さん(白浜中2年)
あじのサンガに地産のワカメ・さざえ・枝豆・ひじきを加え、油で揚げました。真ん中にびわが入っています。
季節の野菜には、びわゼリーをアレンジしたドレッシングを...ほのかな甘みと酸味が感じられます。
「房総のお芋三食だんご
かぼちゃ、さつま芋、里芋andびわ」
小林 帯刀さん(富山中1年)
おじいちゃんとおばあちゃんの大好きなコーヒーと一緒に食べる「ハイカラ団子」です。
「鯨を使ったカラフル春巻き」
平嶋 俊介さん(和田小5年)
和田の特産「鯨」と、野菜を使ったカラフルな春巻きです。
美味しくできました!!
「菜の花くじらパン」
塚野 雄木さん(三芳小2年)
くじらのタレを使ったオムレツと、菜の花の形をしたふわふわパンの「コラボ」です。
「サンガのじゃが芋もち」
山口 朋希さん(千倉小5年)
さんがの風味とじゃが芋のモチモチ感が美味しい!
チーズを入れて生臭さもなくなり子どもから年配の方まで食べやすい味にしました。おやつ、おつまみにも良いと思います。
「チーズinのりまきSANGA!」
太田 優羽さん(富山中1年)
お魚嫌いな人でも美味しく食べられます!
「あじのコロコロ焼売」
川名 優希さん(富山中3年)
あじのさんが焼きをアレンジしてヘルシーな焼売にしました。もち米を紅白にして、お祝いのメニューとしてもどうぞ。
「やみつき!フローズンびわヨーグルト」
平田 真碧さん(富山中3年)
近所の方から頂いたびわで作ったジャムを使用しました!
本当に美味しくて、やみつきになる味です!
「サンガせんべい」
羽山 綾乃さん(富浦中2年)
カルシウムもたっぷりとれて、子どもでも食べやすいようにせんべい風にしました。
このコンテストは、子どもに本市の豊かな農産物、水産物、そしてそれを育む温暖な気候についての理解を深めていただくためのきっかけづくりとして行います。家族、友人、先生などと一緒に考える機会を持つことを通して、多くの市民の方に考えるきっかけとなることを期待しています。また、応募作品の中から、地域の新たな名物料理が生まれ、地域の食文化を豊かなものにしていくことも目的としています。
テーマ 「郷土(ふるさと)料理」
356作品の応募があったため、一次審査の前に事前審査を行いました。審査員は、料理飲食店組合、商工会、館山調理師会、市保健推進員協議会、千葉県、栄養教諭の7名。その結果、応募総数356作品の中から上位21作品を選出しました。
平成27年10月2日(金曜日)に上記審査員による厳正な書類審査を行い上位10名を選出しました。
平成27年10月18日(日曜日)に三芳農村環境改善センターで、選出した10作品について、審査員による実食審査を行い最優秀賞1作品、優秀賞3作品、審査員特別賞6作品と、後援団体からの副賞6作品を決定しました。当日は、一般来場者にも出展作品を試食する機会を設け、参加者と来場者の交流会が行われました。
主催:南房総市 後援:千葉県 南房総市議会 千倉町料理飲食店組合 南房総市観光協会
開庁時間:午前8時30分〜午後5時15分(土曜・日曜、祝休日、12月29日〜1月3日を除く)
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