ふるさと納税の仕組みは、どのようなものなのでしょうか。
ある自治体では、ふるさと納税をした方に特産品等を贈るというような特典をつけているそうですが、南房総市ではそのようなことは考えていないのでしょうか。

ふるさと納税は、「納税」という言葉を使っておりますが、税を納めるのではなく、自治体に対する「寄附」という行為になります。また、2,000円以上の寄附を行った場合に、自治体から発行される寄附金の受領証明書を持って確定申告をすることにより、住民税や所得税から一定の控除を受けることができる制度となっております。
ふるさと納税の寄附先は、居住地に限らず、生まれ育った故郷や被災した自治体への応援などという理由で、全都道府県・市町村から自由に選ぶことができます。
また、多くの自治体が、ふるさと納税で納めていただいた寄附金の使い道を定めているのと同様に、当市でも「子どもたちの笑顔を育む事業」、「自然環境を活かした地域づくり事業」、「市民が主役のまちづくり事業」という3事業への使い道を定めています。
当市では、特産品等の特典は設けておりませんが、寄附を活用した事業で生まれた笑顔や感謝の気持ちを写真や手紙にして、ふるさと納税をしていただいた皆さまに送付しております。
今後とも、皆さまがより一層南房総市に愛着を持てるように、地域の魅力を最大限に活かしたまちづくりを進めてまいりますので、ご理解・ご支援のほどお願いいたします。