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堺市立総合医療センタートップページ > 病院紹介 > 臨床指標 > 腎・代謝機能
腎・代謝機能に関する指標
糖尿病患者の血糖コントロール(HbA1c)アウトカム指標
- 定義・計算方法
- 分子:HbA1c(NGSP)の最終値が7.0%未満の外来患者数,分母:糖尿病の薬物治療を施行されている外来患者数
- 項目の説明
- 数値が高いと良好にコントロールされている患者が多いといえます。
HbA1cは、過去2~3ヶ月間の血糖値のコントロール状態を示す指標です。正常値は5.8%以下とされています。糖尿病患者の血糖コントロールは、HbA1cが6.6%未満であれば「良好」とされ、7.0%以下であれば「可」とされます。また、糖尿病による合併症頻度はHbA1cの改善度に比例しており、合併症の予防策の一つとして、HbA1cが6.6%未満に維持することが推奨されています。重度の糖尿病患者が多い場合に、コントロール率が低くなることがあります。
運動療法または食事療法のみの患者を除き、過去1年間に糖尿病治療薬が外来で合計90日以上処方されている患者さんを対象とします。
NGSPとは日本糖尿病学会において平成24年4月1日より使用することが決定された国際標準値のことです。それまではJDS値という日本独自の表記を使用していました。
慢性腎臓病の患者に対するACEIやARBの処方率プロセス指標
- 定義・計算方法
- 分子:当院でACEIまたはARBが処方されている患者数,分母:腎臓内科外来患者で腎機能低下患者数 (eGFR(推算糸球体濾過量)60未満)
- 項目の説明
- 腎不全になると、弱った腎機能をフルに働かせようとするため高血圧になりやすく、フル稼働することで弱った腎臓に負担をかけてしまうといった悪循環に陥りがちになります。
日本腎臓病学会では、慢性腎臓病において高血圧の進行を抑制するためには、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)やアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)を第一選択で投与すると記載されており、これら代表的な血圧降下剤を用いた降圧療法によって、血圧をコントロールすることが勧められています。
ACEIやARBは高度腎機能障害例では高カリウム血症や血清クレアチニン値低下を起こす可能性があり、慢性腎臓病患者に一律に処方できる薬ではありません。
また、紹介元のかかりつけ医で処方されている患者数は含まれませんので、実際に内服されている患者数はこの数値より多いと見込まれます。
インスリン療法を行っている外来糖尿病患者に対する自己血糖測定の施行率プロセス指標
- 定義・計算方法
- 分子:自己血糖測定を実施している患者数,分母:インスリン療法を行っている外来患者数
- 項目の説明
- 糖尿病の治療は、血糖コントロールが基本です。血糖の動きはいつも一定とは限らず、インスリンや経口薬等の薬を使っていると、その動きは更に複雑になります。そのため、血糖の動きを観察し、コントロールができているかをチェックする必要があります。
そこで、自己血糖測定により1日の血糖推移を日常生活の中で把握し、血糖コントロールの適正化に向けて、自己血糖測定の結果に基づいた適切なインスリン療法を行っていくことが求められます。