| 開催日 | 2025年7月15日(火)12:45〜14:15 |
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大学院進学 柳田 大輝さん(学部28期、修士27期)大野はぐくみクリニック ふるーつ村 公認心理師・臨床心理士 対人援助職 宮﨑 菜都希さん(学部28期)社会福祉法人浦安荘 ワークステーション・コンドル 職業指導員(精神保健福祉士) 大塚 菜央さん(学部30期)医療法人三十会 倉敷神経科病院 精神保健福祉士 一般就職 上佐 美結さん(学部30期)岡山県警察 警察行政職員 原田 侑佳さん(学部30期)株式会社メガネトップ 眼鏡市場 店舗スタッフ |
| テーマ | 希望進路別に先輩の就職活動や進学準備、現在勤務されている職場の様子や業務内容等を学ぶ |
本学科卒業の主要な進路から5名の卒業生を招き、仕事の内容、在学中に学んでおくべきこと、就職活動等について講演いただきました。
大学院進学部門では、公認心理師・臨床心理士として大野はぐくみクリニック ふるーつ村に勤務する柳田さんがお話しくださいました。柳田さんは、現在、発達に課題のある児童を対象とした支援やスクールカウンセラーをされており、医療や教育の現場で心理職として何が求められるかについてお話をいただきました。また、大学院生活の様子や学部生の頃から取り組んでおくと良いことなど、ご自身の体験を交えてお話しくださり、大学院進学を目指す学生にとって意欲を高める貴重な機会となりました。
対人援助職就職部門では、ワークステーション・コンドルで職業指導員(精神保健福祉士)として勤務している宮﨑さんと、倉敷神経科病院で精神保健福祉士として勤務している大塚さんがお話くださいました。宮﨑さんは具体的な業務内容や、利用者の方と働く中でどのようなことを大切にして関わっておられるかをご自身の経験を元にお話をしてくださいました。
大塚さんは施設概要や一日の業務の流れ、実習、業務の中での患者の方とのエピソードを元に、精神保健福祉士の役割と専門性についてお話をしてくださいました。お二人には臨床心理学科で学んだことが、現在の業務にどのように役立っているのかについてもお話いただき、学生たちは学科での学びが将来にどのように繋がっていくのかについてもイメージを持つことができました。
一般就職部門では岡山県警察で警察行政職員として勤務している上佐さん、株式会社メガネトップの店舗スタッフとして勤務している原田さんがお話しくださいました。上佐さんは、仕事の忙しさややりがいに加え、学科の学びと関連したサークル活動や学科行事への参加が自己PRに生かされたこと、専門的に学んだ「傾聴」の大切さ、周りに流されない就職活動へのアドバイスなどを話してくださいました。
原田さんは、会社選びの際に自身が定めた基準や就職先を決定する上でのポイントなどを具体的に挙げてくださり、さらに学科での学びと仕事との繋がり、就職から入社2年目の現在に至る経験なども説明してくださいました。
先輩の体験から学生たちは身近な将来に向けてのイメージを膨らませていました。また、卒業生は受講生からの質問にも丁寧にお答えくださり、有意義な時間となりました。