【地道に】声劇「葵 徳川三代」を作成中です【少しず

【地道に】声劇「葵 徳川三代」を作成中です【少しずつ】

大河ドラマ「葵 徳川三代」は武家言葉多用し、難し言い回しで、「何を言っているのかさっぱり」とクレームが付くほどだったと言われています。

サンプル投稿も兼ねて、どんな台詞の言い回しなのか、冒頭部分を引用してみたいと思います。
(注記)ドラマの台詞を多少改変してあります

物語は後に水戸黄門として有名になる徳川光圀(演:中村梅雀)が「大日本史」の編纂を始めるところから幕を開けます。

〜明暦三年(1657年) 春 駒込 水戸徳川屋敷(別邸)にて〜

光圀「そもそも歴史というものは、必ず誰かに都合良く作られる。有り体に申せば、時の権力におもねって作られる。作り話をでっち上げ、あれも名君、これも名君。戦があれば勝者の歴史が残り、敗者の歴史は闇(やみ)に葬り去られる。つらつらおもんみるに、歴史というものは嘘(うそ)だらけ、穴だらけ、矛盾だらけ。そこで、不肖(ふしょう)徳川光圀(とくがわみつくに)は不偏(ふへん)不党(ふとう)にして一点の曇りもない歴史を記そうと一念発起(いちねんほっき)した次第でござる」

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