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「2年間ほとんど会話なし」5児のママ・辻希美さんも悩んだ子どもの思春期 関係が戻ったきっかけとは?

11/12(水) 11:20

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「2年間ほとんど会話なし」5児のママ・辻希美さんも悩んだ子どもの思春期 関係が戻ったきっかけとは?
5児のママとして奮闘する辻希美さん

InstagramやYouTubeなどがアップされるたびに世間を賑わす辻希美さん。2024年11月に長女の希空(のあ)さんがインフルエンサーとしてデビューし、2025年8月には第5子となる女の子・夢空(ゆめあ)ちゃんを出産されました。このたび、子育ての日々を綴った『杉浦家、7人生活スタートです。』を上梓。仕事に家事に育児にと目まぐるしい日々を送っているであろう辻さんに、お子さんたちとの向き合い方についてお話を伺ってみました。(取材・撮影/nobico編集部・次重浩子)

(注記)注 「辻」の正式表記はしんにょうの点が1つ


孫を持ったおばあちゃんの気分

――8月に5人目のお子さん・夢空(ゆめあ)ちゃん(次女)が生まれましたが、6年ぶりとなる赤ちゃんの育児はいかがですか。

辻希美(以下辻):なんか、孫みたいな(笑)。気分的にこれまでで一番余裕があるので、「孫ってこういう感じなのかな」と思うぐらいかわいいです。今回は上の子たちも手伝ってくれるし、やっぱり一番大変だったのは1人目の希空(のあ)の時で、あの頃と比べるとイライラしたりすることが少ないなと感じています。
でも「こんな時、どうしたらいいかな...」と迷うことが結構あって、「5人目なのに!」って自分でも思いますけど。

――長女の希空さんは17歳、長男の青空(せいあ)さんは14歳、次男の昊空(そら)さんは12歳で、思春期の難しい時期なのかなと思いますが、杉浦家ではどのように対応されていますか。

辻:うちの子育てスタイルとして、以前から割と自由にさせていますね。習い事なんかも、これまでの経験上、やりたくないことをやらせても全然伸びないってわかったから、本人が「やりたい」と言ったことをやらせています。だから、子どもたちが大きくなればなるほど意見は尊重してあげたいなって。

学校の宿題なんかも、一度「やりなさいよ」とは言うんですけど、それ以上はあまり口出ししない。やらないで困るのは自分なので、「ママは言ったよ」ってさらっと言って終わりです。

進路についても、基本的に子どもたちが自分で決めていますね。どこの高校に行きたいかとか、高校を卒業したらどうしたいか、という会話は子どもたちが中学校に入ったあたりからたくさんしています。

うちの家族は、普段から会話をめっちゃするんです。すごくします。
三男の幸空(こあ・6歳)が寝たあと、リビングに集まって上の子3人と私ととか、上の子2人と私と主人とみたいな感じでおしゃべりする時間が結構あって、そういう時に、真面目な話もすることが多いんです。それぞれ将来どうなりたいと思っているか、親だけでなく、家族みんなが把握している感じですね。

――昨年、希空さんが顔を公開してインフルエンサーとしてデビューしましたが、希空さんにインフルエンサーになりたいと言われたとき、驚きませんでしたか?

辻:確かに最初は驚きました。それでそのあとは、とにかくたくさん話をしました。世間に顔を晒すということはいろんなリスクがあるんだよ、とか。自分の経験談とか。

子どもってその時の気分で「やりたい」って言うけど、何ケ月か経ったら気分が変わっちゃったりするじゃないですか。だから、同じ話を「もう聞いたよ」って思われるぐらい、何回も何回も話したし、同じ質問を何回もした。2年近くその対話を続けていたんじゃないかな。

それでも娘の意志が変わらなかったので、じゃあ17歳の誕生日を迎えるタイミングでやってみようということで、InstagramアカウントとYouTubeチャンネルの開設を発表させていただきました。


部屋の前に置いたご飯がなくなってたら「ああ食べたんだな」って

――希空さんも子育てに参加されて、すごく仲良し親子の印象がありますね。

辻:希空にも「絶賛思春期」っていう時期はありました。小学校6年生の終わりから中学2年生ぐらいまでかな。ほとんど会話してくれなかった。

自分の部屋から出てきてくれないから、ご飯作って、娘の部屋の前に置いておいたんです。それでご飯がなくなってたら、「ああ食べたんだな」ってわかるっていう。
反抗してくるわけではなくて、だから「うるせえババア」とかは言われてないんですけど、距離を感じたし、ちょっと親をうざいって思ってるんだろうなって。

希空と全然話せなかった時期は本当につらかったです。私も主人(杉浦太陽さん)も反抗期がなかったので、どうしたらいいのか、希空が何を考えているのか、全然わからなくて。イラッとするし、悲しいし。

その時に、「子どもと話ができるって幸せなことなんだ」というのを、私も主人も実感して学んだんです。そこから、子どもとの会話をより大事にするようになりました。

うちはきょうだいが多いから、どうしても会話を流してしまいがちなんですけど、本人にとっても親にとっても大切な時間だから、流しちゃいけないって。なるべく会話の一つひとつに耳を傾けてあげて、ちゃんと向きあってあげよう、っていうのを学んだ時間だったと思います。

会話ができるようになったきっかけは、希空が手作りお菓子のInstagramを始めたことですね。「やるなら辞めずにずっと続けてほしい」とか、いろいろな話をして。キッチンに出てこないとお菓子も作れないじゃないですか。それで部屋から出てくる時間も増えて、徐々に会話が増えていって、少しずつ関係が戻った感じですね。
思春期の難しい時期を、私と夫と希空の3人で乗り越えた。だから、今があるんだと思います。

――このたび、杉浦家の日常を綴った新刊が発売されます。辻さんは希空さん出産後まもない頃から、ブログやInstagram、YouTubeなどで、日々のあれこれを発信し続けていますが、子育てとの両立は大変じゃないですか?

辻:当初、ブログは自分の日記みたいな感覚で始めたんです。子どもを育てていると、毎日があっという間に過ぎてしまうじゃないですか。特に1人目や2人目のときは、がむしゃらに子育てをしていたので、本当に記憶がなくて...。だから、何かに残しておかないと忘れちゃうと思って始めました。

SNSを続けていくなかで、読むのがつらいコメントを書き込まれることもあったけれど、得られる学びも多かったし、自分でやりたいと言って始めたブログだから、絶対にやめないで続けていこうって思ったんです。

そうしたら、がんばったらがんばった分、応援してくれる人もすごく増えてきてくれて。
子育て中って、子どもと過ごす時間が中心になって、大人と話す機会が減るんですよね。それで行き詰まっちゃうときがある。だけど私はSNSのおかげで、たまにやる生配信やYouTubeのコメントを通して、視聴者の方と友達感覚でコミュニケーションを取れているように感じられて、すごくうれしいんです。

「辻ちゃんのYouTube見てます。励みになってます」って言ってくださるんですけど、励みにさせてもらっているのは私のほうです。応援してくださっている皆さんには本当に感謝しています。みんながいるから、今私は5人目を出産して、楽しく子育てできているんだよ、っていうことを伝えたいですね。




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