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「海底から引き揚げられたランタンに火が灯った!?」125周年のコールマン"3つの不滅伝説"と知られざる歴史を徹底解剖

11/14(金) 20:30

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[画像:海底から引き揚げられたランタンに火が灯る!]

「海底から引き揚げられたランタンに火が灯った!?」125周年のコールマン"3つの不滅伝説"と知られざる歴史を徹底解剖の画像一覧

125周年を迎えたコールマン。この記事では、改めてその歴史と功績を丸ごと押さえてみました。これを読めば、きっと長きにわたって愛されている人気ブランドの魅力が伝わってくるはず!コールマンにまつわる伝説もピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アウトドアブランドの王道、コールマンが125周年という記念すべき節目を迎えました。1900年にオイルランプのリース業から始まったその歴史は、アメリカの地方生活を一変させるほどの「真夜中の太陽」ランタンを生み出し、やがてキャンプ用品業界のトップを走るまでに成長しました。

本記事では、この長きにわたり愛される永世ブランドの歴史と功績を丸ごと押さえてみました。「海底からのランタン」など、同社の優れた機能性を物語る驚きの3つの伝説もピックアップしていますので、コールマンの魅力を再確認してみてくださいね。

ずっと愛される永世ブランドの魅力をひもとく!コールマンの125年とは?

[画像:創始者:W.C.コールマン]1900年:オクラホマ州でリース方式のランプ業を始める。前身となるHydro Carbon Light Co.を創業
1901年:本社を米国カンザス州ウイチタに移転

[画像:コールマンランプ1号機「アーク・ランプ」。当時では圧倒的な明るさの600キャンドルパワーを誇った]1905年:ランプ1号機を開発
上の画像は、コールマンランプ1号機「アーク・ランプ」。当時では圧倒的な明るさの600キャンドルパワーを誇った。

[画像:真夜中の太陽と称された「アーク・ランタン」は、100ヤード四方に光りが届くほどの明るさだった]1914年:屋外用全天候型ガソリンランタンを発売
真夜中の太陽と称された「アーク・ランタン」は、100ヤード四方に光りが届くほどの明るさだった。

1923年:キャンプ用ストーブと家庭用調理ストーブを発売

始まりは現在のオクラホマ州キングフィッシャー。創設者であるW・C・コールマンがオイルランプのリース業を開始した1900年までさかのぼる。リース業に成功したコールマンは本社をカンザス州ウイチタに構え、ランプの自主生産を開始。その名を一躍有名にしたのが、1914年に販売した野外用のランタンだ。真夜中の太陽と称されるほど明るく照らすランタンは、労働者の生産性を大きく向上。アメリカの地方生活を一変させたといわれるほどの功績だった。1920年代までには組織だった販売網と研究開発部門を持つ一大メーカーへと成長。ランプの生産数は5万個までに増大していた。

[画像:第二次世界大戦中、連合軍の北アフリカ進行に合わせて納入されたコンパクトなストーブ]1942年:5,000個のG.I.ポケットストーブを軍に納入
上の画像は、第二次世界大戦中、連合軍の北アフリカ進行に合わせて納入されたコンパクトなストーブ。

1954年:スチールベルトクーラーの製造を開始

[画像:優れたビジョンで成功に導いたW.C.コールマン。2代目にはシェルダンコールマン・シニアが受け継いだ]

1957年:創始者W.C.コールマン死去
優れたビジョンで成功に導いたW.C.コールマン。2代目にはシェルダンコールマン・シニアが受け継いだ。
1965年:初のテント、寝袋、キャンプチェア製品を発売

第一次大戦後、人々の暮らしが豊かになると、オートキャンプ族に向けた折り畳み式キャンプコンロやツーバーナーのコンロを販売。ここでも大きな成功を収める。第二次大戦後には多様なレジャー・キャンプ用品を世に送り出し、クーラーボックスやジャグをはじめ、テントや寝袋などもラインナップに加えた。その狙いは見事に的中し、1960年代の終わり頃にはキャンプ用品業界のトップ企業になっていたのだ。

1976年:コールマンジャパン創業
1989年:蛍光灯ランタンを日本市場へ初導入
1990年:LPガス式ツーバーナーを日本市場へ初導入
1992年:キャプテンチェア、テーブル、コットを日本初導入。アメリカ式オートキャンプを紹介
1993年:日本オリジナル商品の開発を開始。ドームテントを日本初導入
1994年:スクリーンタープ・テントを日本初導入
1995年:アパレルの販売を開始

[画像:現在も多くのキャンパーに愛される大光量のガソリンランタン]

1996年:次世代型ランタン「ノーススター・チューブマントルランタン」、コールマンバッグを発売
上の画像は、現在も多くのキャンパーに愛される大光量のガソリンランタン。

1997年:X-シリーズコンロ、パワーマックス燃料システムがBackpacker Magazine誌の年間優秀製品に
1998年:サンシェードを日本市場へ初導入。COC(Coleman Outdoor Club)を設立
2000年:コールマン創業100周年を迎える
2003年:初心者向けイベント「CAMP COLLEGE®」を初開催。「タフドーム」を発売
2004年:「マスターシリーズ」を発売
2010年:大型ガスグリル、分割式LEDランタンを日本初導入
2015年:アウトドアワゴンを販売開始
2016年:コールマン ジャパンが創業40周年を迎える
2018年:「ダークルームシリーズ」を販売開始。「灯そう。」のコミュニケーションをスタート
2022年:アウトドアワゴンの販売台数が日本国内100万台を突破
2025年:コールマン創業125周年を迎える

日本においては1976年にコールマン日本支社を設立。蛍光灯ランタン、LPガス式ツーバーナーなどを日本市場へ投入。さらに、日本オリジナル商品を開発するなど、日本のキャンプブームを黎明期から支え、シーン全体を大きく育ててきた。今日の日本のキャンプシーンを語る上で、コールマンの存在は決して欠かすことのできない大きなものなのだ。

コールマン伝説1「海底から引き揚げられたランタンに火が灯る!」

[画像:海底から引き揚げられたランタンに火が灯る!]釣りをしていた男がコールマンのランタンを釣り上げた。興味を持った男は、錆が浮き、コケの生えたランタンを洗浄し、マントルを取り付け、燃料を入れる。すると何事も無かったかのようにランタンは火を灯したのだ。

コールマン伝説2「炎の中でも氷を守ったクーラーボックス」

[画像:炎の中でも氷を守ったクーラーボックス]車が炎上する事故にあった男が鎮火後に車へ戻ると、完全に燃えてしまった車の中にコールマンのクーラーボックスを発見。おそるおそるフタを開けると、そこには氷漬けの海老がそのままの状態で残されていたのだ。

コールマン伝説3「氷点下に氷柱を下げながらも点火した」

[画像:氷点下に氷柱を下げながらも点火した]氷点下の部屋で氷柱を下げるほど凍ってしまったツーバーナー。あまりにも過酷な状況だが、このツーバーナーはいとも簡単に点火し、力強い炎を上げた。どんな状況下でも機能を損なわない性能の高さが実証されたのだ。

取材・文/岡藤充泰(ライトアウェイ) 撮影/坂下丈洋(BYTHEWAY)




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