雨宮まみ、大江健三郎、岡本かの子を語る 〜こじらせ女子、前進するペシミスト、痔の文学〜
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【出演】
三園 椿(彩華)
ヒップ斎藤
ねぎ
雨宮まみ、大江健三郎、岡本かの子、それぞれの文筆家の個性あふれる人生に思い入れのある3人が、語りたいことを語りたいだけ語り尽くすトークライブ!
文筆家の雨宮まみは、『女子をこじらせて』を2011年に出版。
バニーガールを経験し、AVライターとして活動しつつも、過去の自分が男性から恋愛や性愛の対象として求められない存在であったという思い込みを切り離せず、"女"としての立ち位置に悩み、考え、格闘しながら、執筆を続け、2016年に40歳で亡くなりました。
東大院で魔法少女の研究をし、フェミニズムやガールカルチャー、ケア論に関心のある三園椿が語ります。
『万永元年のフットボール』(1967)等の代表作を持ち、ノーベル文学賞の受賞者としても知られる小説家の大江健三郎は、戦後民主主義や、障害のある息子を育てることへの葛藤などをテーマに執筆を続け、2023年に88歳で亡くなります。ペシミスティックな中にも、光を見出そうとする大江の姿勢に共感し、彼を「前進するペシミスト」としてリスペクトしている、フリーのお笑い芸人、ヒップ斉藤が語ります。
歌人、仏教研究家、小説家の岡本かの子は、岡本太郎の母親としても有名。痔の手術のため、慶應病院に入院していた際、執刀医と恋に落ちます。恥を見せるとは一体どういうことなのか。痔を扱った文学作品である夏目漱石『明暗』やボラギノールのCMについても触れながら、早稲田大学・大学院で「痔の文学」をテーマに研究をしていたねぎが語ります。
テーマも時代もさまざまな書き手に対して、熱い思いをぶつける異種格闘戦!?!な一夜。
好きな作家やエピソードには、その人の生き方が現れるのかも...??
皆さんも、好きな作家や書き手を思い浮かべながら、ぜひお楽しみください!
三園 椿(彩華)
早稲田大学文学部を卒業後、東京大学大学院学際情報学府で「魔法少女アニメとケアの倫理」を研究。
フェミニズムや、ガールカルチャー、ケア論に関心。
高田馬場で毎週月曜夜と土曜日の昼に「ニュースナック 乙女椿」営業。
木曜日の夜は、女子限定の営業で、「CLUB SISTER HOOD」を開催。
神保町PASSAGEで、書棚「Camellia(カメリア)」を運営予定。
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ヒップ斎藤
フリーの芸人。
最近好きなものは、21時までやっている図書館。
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ねぎ
フリーの編集・ライター。某週刊誌記者。
早稲田大学文化構想学部で「痔の文学」を研究。卒業論文のタイトルは『*(アヌス)への手紙・痔小説論』。
趣味は朗読と血の繋がらないキッズらに遊んでもらうこと。
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入場チケットはネイキッドロフトのページを参照ください!
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