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週に1度の「もっとホークス」。ソフトバンクの将来を担うドラフト指名選手の歩みや横顔を紹介する「飛翔(ひしょう)! 2025shニューパワー」の最終回は6位指名の岩崎峻典投手(21)=東洋大=です。最速153キロの真っすぐと多彩な変化球に加え、強気の投球が魅力の右腕は、3人の指導者に出会い、心身共に成長。唯一無二の勝てる投手になることを誓います。

岩崎の野球人生を語る上で恩師3人の存在は欠かせない。まずは、大阪市の大宮中時代に所属した硬式「大淀ボーイズ」のコーチで、現在は岸和田ダイナマイツ監督の山川誠(47)だ。「コーチは恩人」と語る岩崎は、小学時代はソフトボールで投手だったが、中学ではレギュラーではなく、内野手をしていた。

中学2年秋、エースだった選手がチームを去った。投手が足りなくなったため、山川は選手たちをマウンドに集め、投球のテストを実施。岩崎も2、3球を投げると、山川はすぐに才能を感じた。「スライダーが良く、センスがあった」。その日の試合で登板させ、岩崎は打者を抑えた。3年時は全国大会に出場する投手に成長した。

だいやまーく高校の師「怒った回数は上位」大学の師は元プロ...次のページ

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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