◆だいやまーくプロ野球ドラフト会議(24日)
指名の瞬間から愛嬌たっぷりの笑顔に期待の声が上がった。

ソフトバンク5位で指名されたのは愛工大名電高校の石見颯真。緊張した面持ちの石見は指名の瞬間、驚きの表情を浮かべ、チームメートらは拍手喝采。祝福の声に喜びをかみしめつつ、目には涙を浮かべた。

会見では「1週間くらい緊張していて、指名された瞬間はほっとした気持ちになって一気に体が熱くなりました」と振り返り、ソフトバンクの印象については「(愛工大)名電と似てすごく施設がそろっている。1人1人の能力が高いチームという印象がある」と語った。

セールスポイントは「バットコントロールだったり逆方向への強い打球」とし、目標とする選手にはソフトバンク近藤健介を挙げ「右にも左に長打が打てて率の残せるバッター。すごくお手本になる」と応えた。対戦したい投手にはロッテ佐々木朗希の名前を挙げた。

「1年目から(試合に)出たいという気持ちは強いんですけど、プロ野球はそんなに甘くない世界だと思っている。焦らず怪我なく1年目を過ごしたいと思っている」と目を輝かせ意気込みを語った。

石見の指名の様子を中京テレビスポーツの公式YouTubeが紹介。「可愛い顔なのに受け応えはしっかりしてていい子なのは確定だな」「性格めっちゃよさそう笑」「イヒネ、川瀬、ダウンズいるけど頑張って!!1軍へ上がってきてね!」など期待のコメントが寄せられている。

石見は滋賀県出身の身長176センチ体重76キロ、右投げ左打ちの内野手。1年時から外野手としてレギュラー出場し、2年から遊撃手に転向。俊足巧打が持ち味で、公式戦では場外弾を放つなどパンチ力にも非凡なものをみせている。

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