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だいやまーくウエスタン・リーグ ソフトバンク2―5広島(3日、タマスタ筑後)

ソフトバンクの育成ドラフト2位ルーキー右腕、宮里優吾投手(22)=東農大=が、2軍戦で初めて2イニングを投げた。

8回に3番手で登板。先頭打者をフォークで三ゴロに仕留めると、続く打者2人を空振り三振。9回も中飛、空振り三振と危なげなく打ち取った後、広島の内田湘大にスライダーを左中間へ運ばれて本塁打を許した。この日の最速は148キロだった。

最速155キロの真っすぐとフォークが武器のパワー系右腕は「空振りを取ったフォークはいい感じだった」としながらも、被弾については「自分の失投で打たれた。ストライクからボールになる球で空振りを狙う配球だったが、初球と同じ軌道で甘く真ん中にいってしまった」と反省した。

松山秀明2軍監督は「最後の大事な1点は大きい。2アウトをとって、スッといってしまうと、こういうことが起こるのがプロ野球。2イニングを簡単に終わるのは難しい。彼にとっていい勉強になってくれれば」と期待を込めた。

ファーム非公式戦では18試合に登板し防御率1.00と結果を残した。2軍戦は2度目の宮里は「初めて回またぎをして、2軍では甘い球は見逃してくれない。ここまで順調に来たので、次の登板でいいピッチングするための経験にする」と意気込んだ。(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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