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だいやまーくマイナビオールスターゲーム2024 第2戦・全セ―全パ(24日、神宮)

ソフトバンクの栗原陵矢が、2日で計9度、計約130球の熱投を見せた。ホームランダービーで近藤健介、山川穂高の投手を務め、ワンツーフィニッシュに貢献。「バッターの技術3割、僕の投げるところ6割、球場1割ですね」と投球を自画自賛した。

24日の試合で出番を終えた栗原は報道陣から投球について切り出されると「まずはじゃないです。それだけです」と苦笑いするほど。栗原の球宴でのハイライトは打撃投手だった。

栗原はまず23日に登場した近藤健介の打撃投手を務め、24日に行われる決勝進出に導いた。同日は近藤に加え、山川穂高の投手も務めることになり山川は中日・細川成也、日本ハム・マルティネスを破って決勝進出。さらに決勝ではお互い8本で延長戦に突入。疲労困憊(こんぱい)の栗原は思わず膝から崩れ落ち頭を抱えた。「他球団の選手の延長だったらいいんですけど、自分のチームの2人が決勝はもういいやろって。盛り上がりよりも自分の疲れがすごすぎて。はよ終わってくれと思いました」

これで2021年の吉田正尚(当時オリックス)に続き、2度目の〝優勝投手〟となった。「すごいっすね。2の2なので」とした上で「今後、僕に頼んでくる選手が増えそうなんで、ちょっといやです」と続投拒否を宣言した。

2年連続の出場となった夢の舞台では、DeNA宮﨑敏郎に打撃技術を聞くなど充実した時間になった。つかの間の休息...とはならなかったが、気持ちを新たに後半戦へ向かう。(鬼塚淳乃介)

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