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「隅田を勝たせないといけない試合」9回1失点の左腕を西武打線見殺し、CS自力進出も消滅 渡辺監督代行「他球団に比べ未熟」
2024年07月21日 21:35(Updated:2024年07月21日 21:35)
◆だいやまーく西武0―1ソフトバンク(21日、ベルーナドーム)
9回1失点の隅田を見殺しにしてしまった、前半戦最終戦でクライマックスシリーズ(CS)への自力進出の可能性が消滅。「隅田を勝たせないといけない試合だった」。渡辺監督代行は前半戦を象徴する投高打低の試合内容を悔やんだ。
8回まで隅田とモイネロが白熱の投手戦を展開。均衡を破られたのは9回だった。周東の安打と犠打などで2死二塁として、ここまで2安打の栗原に初球の外角直球を中前に運ばれた。95球目での初失点が、両チーム唯一の得点となった。
「8回まで自分のスタイルで厳しく攻められた。最後は勝負にいった球なので、後悔はありません」。101球の力投も報われず、完投で8敗目を喫した隅田は言い切った。打線は9回に2死満塁としたが、最後は西川が中飛に倒れた。
借金32のリーグ最下位に沈んだ前半戦を振り返り、渡辺監督代行は「今日の試合のように走者を進められなかった。送りバントを1回で決められないなど他球団に比べて未熟で、徹底できなかった」と攻撃陣への不満をまず口にした。
それでも、前日20日にはトレード加入した野村大、蛭間が今季1号の本塁打を放ち、鈴木や山村も安打を重ねている。「若手が少しずつ結果を出し、どうしようもなかった一時期の状態は脱している」。後半戦は若手を中心に巻き返しを期す。
(安田栄治)
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記者
1961年、静岡県磐田市生まれ。 甲子園大会出場を夢見て幼少のころから野球に打ち込むも実現できず、ならば甲子園大会の生を知りたいと新聞記者に。 読売新聞中部本社では中日ドラゴンズ、高校野球などを担当。1994年に中日新聞社(東京新聞)に移籍し、大相撲、ゴルフ、Jリーグ、アマチュアスポーツを担当。 1998年長野五輪、2000年シドニー五輪を現地取材した。 趣味のゴルフで力士や親方らと腕前を競い、プロゴルファーに手ほどきを受けたが一向に上達せず、最近は100を切るのがやっとで月2ほどのラウンドを楽しんでいる。 2022年に東京新聞を退社。同6月から西日本新聞社でプロ野球や高校スポーツなどを取材している。
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