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ソフトバンクの育成ルーキー右腕・宮里優吾、励みにするのは育成から支配下入りした2学年先輩 「結果を残して食い込んでいく」

だいやまーくウエスタン・リーグ ソフトバンク0―0オリックス(13日、タマスタ筑後)

ソフトバンクの育成ドラフト2位ルーキー、宮里優吾(ゆうわ)投手(22)=東農大=が2軍戦初登板を果たした。

7回からマウンドに立ち、3者連続三振。「NPB相手には初めてだったので、緊張より楽しんで投げることができた」と笑顔を見せた。

身長180センチで最速155キロの真っすぐとフォークが武器のパワー系右腕。まずは先頭の野口智哉を見逃し三振に仕留めると、続く廣岡大志と来田涼斗も空振り三振に封じた。決め球は全てフォークで、この日の最速は152キロ。「結果的に全て三振だったけど、3人で抑えられたことはよかった」。マウンド上でガッツポーズを見せた。

ようやく2軍までたどり着いた。ファーム非公式戦では15試合に登板し防御率1.20と安定。「2軍でずっと投げたいと思ってやってきた」と強調する。春季キャンプでは右肘の肉離れでリハビリ組調整。焦りもある中、同じリハビリ組にいた2学年上の尾形崇斗と一緒に練習し、アドバイスをもらった。育成から支配下に昇格した先輩の存在を励みにしており、尾形がリハビリ組を離れた後も自身の現状を伝えて、激励されていた。

支配下期限の登録は7月末。「3軍の時から、ずっと2軍の育成のリリーフ陣を意識してきた。少ないチャンスで投げさせてもらう時に、いい結果を残して食い込んでいきたい」と語気を強めた。

(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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